【 仕入れ担当 田渕より 】
一切の無駄を省いたシンプルな構図。
「優雅」、「気品」、「繊細」がこの上なく調和する有職織物。
その技法で織り上げられて色彩調合された帯姿は、
まさに目立たず目立たせることを使命とされ、
本物だけが持つ存在感を宿してくれます。
京が誇る俵屋十八代目、人間国宝・喜多川俵二氏。
お着物好きなら誰しもがご存知の重要無形文化財保持者。
希少な未仕立ての作品、なんと黒共帯を仕入れて参りました。
いざという時に慌てないためにも、ご用意をお考えの方に…
お道具のおひとつとしてぜひご検討くださいませ。
【 お色柄 】
しなやかでいて軽やかな地風。
深い黒の生経(きだて:生糸の経糸)地に綾なされた文様。
繊細な緯糸使いで、漆黒の地に唐花模様を織りなしました。
一色であらわされた奥ゆきある世界が味わい深く、高雅な仕上がりです。
しめやかなシーンにても故人へ敬意をわすれない崇高な仕上がりとなっています。
母、子、孫へ…
和の伝統という大きな歴史とともに、
大切に大切に受け継いでいっていただければ…と、願ってやみません。
絹100%
長さ約3.6m(お仕立て上がり時)
おすすめ帯芯:綿芯「松」
六通柄
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 葬式、お通夜、追善式
◆あわせる着物 喪服、色喪服
★名古屋仕立て(税込9,350円※綿芯「松」代含む)
胴に巻く部分から手先までを半分に折って縫製された仕立て方です。
お着付けの際に半分に折る必要がないので、楽に着付けることが出来ます。
★開き仕立て(税込12,100円※綿芯「松」代含む)
半分に折らずに帯地と帯芯をかがって仕立てます。
胴回りをご自身の好きな巾で結ぶことができます。
★松葉仕立て(税込12,100円※綿芯「松」代含む)
手先の部分だけを半分に折って縫製された仕立て方です。
胴回りは折らずに仕立ててあるのでご自身の好きな巾に調節することができ、
かつ手先は半分に折っているので楽に着付けをすることが出来ます。
※開き仕立てと松葉仕立ては縫製の関係上帯芯が見える状態です。
着用時には見えませんので問題はございませんが、気になる方は+2,200円で裏地を付けることもできます。
ご希望の方は、「モス裏地付き」のお仕立てをお申し込み下さい。
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