本格的な46本骨の絹張り蛇の目傘です。
閉じると骨の塗りの漆黒部分が全体を包み、開くと絹張りの色鮮やかな部分が開きます。
大人な装いでお出かけしたいとき、粋な雰囲気を楽しみたいとき、写真撮影などに、ご活用ください。
蛇の目傘の特長のひとつとして、二段に分けて開く、というものがあります。
最大に開くと1mを越える大きさになるので、ひとりで歩くときや小雨のときは小さく。雨が強いときや2人で肩を並べてあるきたいときは大きく。
用途に合わせて使い分けられるのがこの傘の魅力です。
昔から京都の辻々は道がせまく、大きく傘を開いて歩くと、すれ違ったりすることがむずかしいほど、と言います。
一説には、幕末、全国から京都に集まってきた志士たちが、容易に刀を抜けないようにするために、道をせまくし辻斬りなどの刃傷沙汰が起こらないようにした、とも。。
◆傘の開き方
柄(え)の部分を持ち、傘の先端を下に向けて、くるくると左右にひねるように回します。
少しだけ傘が開いたら、反対の手を入れて、すっと上げれば綺麗に開けることができます。
(手を入れずに遠心力を利用しぐるっと回せば歌舞伎役者のように片手で開くこともできますが、公道ではおやめください。)
◆閉じたときの持ち歩き方◆
洋傘とは持ち方が逆です。傘の先端の部分にかかっている布の部分を持ちます。
◆管理方法◆
生地に専用の油が染み込ませてありますが、閉じたままで長期間置いておくと酸化して生地が痛んでしまう場合もありますので、定期的に風通ししてください。
雨の日に差したあとは、かならず半日陰の風通しのよいところで乾燥させたあと、傘を閉じてひもでつるしておきます。
傘の油が移る場合がございますので、他のものとくっつかないようにして保管してください。
撥水性能や保管性能自体は洋傘ほど高くありませんので、長く使用するためにも管理を怠らないようにお願い致します。
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※配送時に紙の袋に入っておりますが必ず傘本体の油滲みが出ています。製品難ではありませんのでご了承ください。
※手作りの品のため、わずかな染料飛びや欠けなどある場合がありますがご了承ください。商品機能に支障を来す場合は交換対応致します。
※下ろくろ(開く際に上に持ち上げる部分)にベタつきがある場合がございますが製法上の油分によるものです。製品特性としてご理解ください。
中国製
≪サイズ≫
全長:約76cm
開いた時の直径:1段階目約98cm・2段階目約110cm
≪素材≫
本体:竹・絹
はじき:金属
手元:ビニール籐
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