【 仕入れ担当 中村より 】
其処此処にないものを求めて…。
祇園の舞妓さん・芸妓さんを始めとして根強いファンのいらっしゃる小さな染匠さんの作品のご紹介です。
昔ながらの小さな庭のある町家にその染匠はございます。
最近は月に一度のペースで新しい作品が上がっていないか訪ねています。
今回、いまでは少ない絞り襦袢を別注させていただきました。
このクラスの襦袢は本当に数が少なく、なかなかお見かけしません。
襦袢としては高額ですが、
小紋と同じように絞りがたっぷりと入っておりますので、
それを考えればお値打ちかと存じます。
限られたルートでしか販売されることのない希少なお品です。
訳あってお名前のご紹介はできませんが、気になる方はお気軽にお問い合わせくださいませ。
ひとつひとつ丁寧に創作されているため、
ご紹介できるお品は数少ないです。
どうぞお手元でご愛用いただけるひと品になれば幸いでございます。
【 色柄 】
菊唐草の地紋が浮かぶ綸子地は爽やかな淡黄色。
意匠にはオレンジ色の蝶の意匠を表現しました。
画面上でお分かりいただけますでしょうか。
一つ一つのお柄と絞りが、溶け込むように…。
計算されつくした絞りの凹凸の陰影。
見るほどに惹き込まれる一品でございます。
絶妙な構図、お柄行が作り出す世界は、風情あるムードに満ちあふれて…
【 染匠について 】
創業は80年前程。
絞り染めを中心として創作されていた染匠さんから独立されて、こつこつとものづくりを続けられています。
そのこだわりは確かなもの。
社長自ら職人さんとじっくりと話し、作品ひとつひとつに向き合って創作されています。
白生地の選定から、図案・配色、そして加工は海外ではなく京都での絞り染めと刺繍、金彩加工に至るまで。
手にとっていだければそのこだわりがひと目でおわかりいただけることでしょう。
昨今、絞り染めの作品のそのほとんどは中国でされています。
決してコストを抑えた中国絞りが悪いというわけではございません。
しかしながら日本には千数百年に及ぶ、絞りの歴史・伝統があり、
その技は今も受け継がれて、少ないながらも様々な作品が生み出されています。
ひとつひとつの絞りに匠の真心と愛情が込められ…
そのやさしさが、人々の心を魅了します。
素材絹100%
長さ約13.5m 内幅37cm(最大裄丈70cm)
◆最適な着用時期 9月~翌年6月の袷・単衣頃
◆店長おすすめ着用 年齢問いません
◆合わせるお着物 色無地、小紋、紬など
お仕立て料金はこちら
衿芯・半衿1,100円+居敷当2,200円+海外手縫い仕立て19,800円(全て税込)
※国内手縫い仕立て+4,400円(税込)
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