商品番号:1559791
(税込)
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【 仕入れ担当 田渕より 】
伝統の博多織に、どこかモダンな遊び心を添えて――。
本場筑前博多織の袋帯のご紹介です。
モザイク調にデフォルメされた瓢箪文様が、粋で洒脱な表情を見せる一品です。
お目に留まりましたらどうぞお見逃しなく!
【 お色柄 】
八寸帯が主流の博多織。
袋帯は生産数も絶対的に少なく、特に凝った意匠のお品になりますと
お目にかかる事も少なくなって参ります。
そんな博多織の袋帯。
博多織には、裏地専門の機が無いため両面ともに同じ機で織られます。
そのため、表地と裏地の相性が良く、
締め心地の良さが特徴として挙げられます。
キュッとしなやか、かつ密に織り上げられた帯地。
博多織ならではの端正な幾何模様を背景に、
モザイク調にアレンジされた瓢箪が連なる意匠。
クラシックなモチーフを現代感覚で再構築した、
ちょっとめずらしいデザインは、装いに個性と洒落味を添えてくれます。
落ち着いた色調の中にひそむユニークさは、大人の遊び心を感じさせるアクセント。
洒落感覚で装う訪問着や小紋、織着物に軽やかに合わせて、
いつものコーディネートを少し新鮮にしてくれる一本です。
【 商品の状態 】
未着用の新古品として仕入れてまいりました。
お手元に届いてすぐにお召しいただける状態でございます。
【 博多織について 】
経済大臣指定伝統的工芸品(1976年6月14日指定)
鎌倉時代、中国(南宋)へ渡った商人の
満田弥三右衛門が考案し、その子孫が改良工夫して
博多に広めたとされる。
博多織による帯を筑前黒田藩の初代藩主・黒田長政が
江戸時代に幕府に献上したことで広く認知された。
これによりその図柄には献上柄と名がついた。
現在の博多織の献上柄には厄除け、子孫繁栄、
家内安全の願いが込められている。
1本の帯を作るのに7000~15000本もの経糸を使うため
柔らかくてコシのある地風である。
糸の密度が高いので締める時にキュッキュッという
「絹鳴り」と呼ばれる独特の音色がする。
絹100%
長さ約4.35m
柄付け:全通柄
耳の縫製:かがり縫い
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン カジュアルパーティー、芸術鑑賞、観劇、お食事、お出かけなど
◆あわせる着物 洒落訪問着・付下げ、色無地、小紋、織の着物
※仕立て上がった状態で保管されておりましたので、折りたたみシワが付いております。この点をご了解くださいませ。