【創業セール】
【沖縄県指定無形文化財保持者 宮城里子】
高級本場琉球紅型九寸名古屋帯
芭蕉布使用
≪御仕立て上がり・中古美品≫
「花に蝶」
沖縄工芸の粋を極める…
芭蕉布に咲き誇る、花と蝶。

商品番号:1559782

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商品番号1559782
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【 仕入れ担当 田渕より 】
沖縄の大地と風土に根差した紅型の世界を現代に受け継ぐ、
宮城里子氏。

琉球紅型の第一人者、藤村玲子氏に師事した
氏の作品の中で、大変希少な逸品に出逢いました…

太陽を浴びて育った糸芭蕉の繊維を丹念に績み、
手織りによって生まれる芭蕉布を用いたひと品。

透けるように軽やかな芭蕉布と、
力強くも華やかな紅型の色彩が重なり合い、
盛夏の空気を纏うにふさわしい芸術的な一条となっています。

次のご紹介はお約束ございません、
どうぞお見逃しないようご覧下さいませ。


【 お色柄 】
ざっくりと張りのある、芭蕉布ならではの仕上がり。
ナチュラルな生成色を基調とした芭蕉布に、
濃紺色の麻の葉模様が大きく広がり、その合間には紅型ならではの鮮やかな花々と蝶が舞います。

牡丹や菊などの古典花に蝶が寄り添う様は、生命の循環と自然の豊饒を象徴し、
芭蕉布特有の透け感が光を受け、華やかな柄行きに涼やかな軽さを添えているのも魅力。

琉球紅型と芭蕉布の融合は、まさに沖縄工芸の粋を極めた逸品。
盛夏の装いに鮮やかな彩りと伝統の力強さを添え、
紅型の芸術性と芭蕉布の自然美が調和した本作は、時代を超えて愛されるに相応しい唯一無二の作品です。


【 商品の状態 】
中古品として仕入れて参りましたが良好です。
お手元に届いてすぐにお召しいただける状態でございます。


【 宮城里子氏について 】
紅型の第一人者として知られる藤村玲子氏の作風に感銘を受け、
藤村氏に指導を受けた宮城氏は、
身近にある自然の題材を感性に魅せた女性らしい優しい色彩や、
新しい感覚を取り入れた創造力の高さに、ファンの多い紅型作家さんです。

1947年 沖縄県生まれ
1966年 沖縄県立首里高等学校染織科卒業 大城貞成紅型工房入門
1968~72年 藤村玲子紅型工房で修行
1977年 「宮城紅型工房」設立
1983年 第五回「沖縄県工芸公募展」最優秀賞受賞
1984~87年 「沖展」奨励賞受賞
1996年 「西部工芸展」沖縄タイムズ賞受賞
2005年 「沖縄タイムズ芸術選賞」奨励賞受賞


【 琉球紅型について 】
経済大臣指定伝統的工芸品(1984年5月31日指定)

早くは13世紀から起源を持つと言われる、
独自の染技で育まれてきた沖縄の染物の総称。
鮮明な色彩、大胆な配色、図形の素朴さが特徴。

「紅型(びんがた)」の呼称は昭和に入ってからで
それまでは「型附(カタチキ)」と呼ばれた。
階級によって使用できる色と模様が異なり、黄色地は
王族以外は使用不可、図柄が大きく肩と裾に模様がある
二段肩付は王族を示す柄である。
大部分は首里で作られ、知念・沢岻・城間の三家が
御用紅型師であった。

琉球紅型には下記の種類がある
紅型:「琉球びんがた」のビンは「色彩」の意があり、
白地紅型、染地紅型、返し型、朧型、手附紅に分類される。
これらは型附(カタチキ)と呼ばれる糊置防染手法による
型染めで、型紙を当てて生地に糊を塗り、そのあとで
取り去った型紙の模様の部分に色を差す染め方で、
さらに地染めが施されるものもある。

藍型:藍の濃淡や墨で染められた紅型。
えーがたと呼ばれ、白地藍型、黒花出し、白花出し、
浅地花取り、藍朧(えーうぶるー)などに分類される。
型紙は染地(線彫り)型を使う。
濃藍から各種の藍の変化と地の白とで、大きめの模様で表現する。

筒描き:糊引(ヌイビチ)と呼ばれ、紙を使用せずに
防染糊を入れた円錐状の糊袋の先から糊を絞り出しながら
生地に模様を描き、そのあとで模様の部分に色を差す方法。
技法的にも難しく、均一に絞り出すために布面に垂直に置き、
進行方向に傾けながら一気に線を引かなければならない。


【 芭蕉布について 】
喜如嘉の芭蕉布
文部科学大臣指定重要無形文化財(1974年4月20日指定)
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1988年6月9日指定)


糸芭蕉から採取した繊維を使って織られた布。
日本の別名は「蕉紗」。
沖縄手織りの中でも最古の1つと言われており、
その名の通り植物の糸芭蕉を原料として
織り上げられ、沖縄本島の北部に位置する
大宜味 (おおぎみ) 村の喜如嘉 (きじょか)が
主な産地である。

1972年、沖縄が日本に復帰すると同時に、
芭蕉布は県の無形文化財に指定され、かの平良敏子氏が
その保持者としての認定をうけた。
1974年には大宜味村喜如嘉の芭蕉布が
国の重要無形文化財に指定された。

糸芭蕉の繊維は麻より繊維が堅いため軽く張りがあり、
風通しが非常に良く、衣類が肌にまとわり付くこと無く、
一層さらりとした肌触りとなるため、猛暑で夏の長い、
亜熱帯気候の沖縄に最適な織物である。

芭蕉布の原料となる糸芭蕉は、3年ほどかけて
人の背丈を超える大きさになったところで
やっと採取可能な状態となり、1本の糸芭蕉から
20グラム程度という極僅かな採取量である。
1反の布を織るには200本の糸芭蕉が必要とされる。

田渕 健太

バイヤー
田渕 健太

商品・お仕立てのこと、お気軽にご相談ください!
080-1503-2255

日曜定休、休日は翌出勤日に対応させて頂きます。

- 素材・サイズ

手績み芭蕉糸100%
長さ約3.55m
六通柄

- おすすめTPO

◆最適な着用時期 盛夏(6月末~9月上旬)

◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません

◆着用シーン 芸術鑑賞、観劇、お出かけ、趣味のお集まり、行楽など

◆あわせる着物 小紋、織の着物、上布など

※仕立て上がった状態で保管されておりましたので、折りたたみシワがついております。この点をご了解くださいませ。

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