商品番号:1559496
(税込)
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【 仕入れ担当 渡辺より 】
刺繍の表現は流石というレベル。
ベトナム刺繍をベースに、スワトウ刺繍(オープンワーク)や
相良刺繡を用い、装飾的で美しいお柄を表現した
ドレッシーな特選袋帯のご紹介です!
様々な技法で上質な袋帯を
創作されておられる名工房のお品。
古今東西問わずのハイセンスなデザインの作品が多く、
本品も印象的かつ目を惹きつけられる
仕上がりでございます。
淡色系の作品のご紹介が多かったなか、
穏やかな地色とコントラストの効いた意匠に
心奪われて買い付けてまいりました!
金駒刺繍が入っておりますが、
帯地は紬地を用いておりますので、
訪問着や付下げだけでなく、
ドレッシィな小紋や紬などと合わせても
お洒落かと存じます。
職人技を詰め込んだような
手仕事の良さを存分にご堪能いただける一品です。
お目に留まりましたら是非ともお見逃しなく!
【 お色柄 】
僅かに節感をのぞかせる穏やかな濃い涅色
(くりいろ:黒色にわずかに褐色のまじった
墨系のお色)の紬地。
お柄には、ベトナム刺繍と汕頭(スワトウ)、
金駒刺繍にて、大胆に装飾的な唐華が
お太鼓柄であしらわれております。
お太鼓柄という洗練されたお柄付で、
スマートな帯姿をお楽しみ
いただけることかと存じ上げます。
【 汕頭(スワトウ)刺繍について 】
相良(さがら)、蘇州(そしゅう)に並ぶ
中国三大刺繍のうちの一つ。
中国の広東省東部にある汕頭地方で
受け継がれてきた刺繍技術。
キリスト教の宣教師たちがヨーロッパの感性と
技法を汕頭に伝えたのがはじまりである。
隙間を開けて飾り糸を施すことから「絹の彫刻」
とも呼ばれ、生地を直接はさみで切り、糸を
引き抜くため、失敗が許されず、職人にとって
集中力が求められる刺繍技法。
主に二種類の方法があり、
抽綉(ツオシュウ):織り上がった生地の経糸、
横糸を数本引き、空間を開け飾り糸を通す技法
拉綉(ラシュウ):抽綉と同様に、生地の両サイドに
はさみを入れ、糸を引き抜くが抽綉ほど糸は引かず、
飾り糸を施す段階で空間を広げる技法
いずれも生地が丈夫でなければ行うことができず、
生産数は少ない。
絹100%・金属糸風繊維除く 長さ約4.35m(お仕立て上がり時)
柄付け:お太鼓柄
耳の縫製:袋縫い
おすすめの帯芯:起毛性の高い綿芯
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン パーティー、芸術鑑賞、観劇、ディナーなど
◆あわせる着物 訪問着、付下げ、小紋、織のお着物など