商品番号:1558933
(税込)
【仕入担当 竹中より】
美しき海、美しき風、そして豊穣の大地。
おだやかでいて、ゆったりとながれる時の中で…
そのやさしい色彩、豊かな質感は生み出されます。
いつの世も、着物びとの心をとらえて離さない琉球伝承織物。
本場南風原花織の手織り九寸名古屋帯のご紹介です!
織り上げたのは【知念幸徳】氏。
シックな色彩センスで織り出したお一つ。
この機会に是非お手元で存分にお楽しみくださいませ!
【商品の状態】
リサイクル仕立て上がり品として仕入れましたが
締め跡もわずかな汚れ傷のないおおむね美品です
【お色柄】
なんとも味わい深い生成りアイボリーの帯地は
横筋模様が織り込まれ、、
そのラインに呼応するようにお太鼓柄ながら
たっぷりとした柄付けで段文に手花の菱紋が
藤濃淡や青の優彩にて織だされました
その上下には波のような意匠もさりげなく添えられ。。
琉球の海を写し取ったような、落ち着いた表情が魅力的です。
今日も守られる職人たちの手技の結晶。
そのぬくもり溢れる風合いを新しい感性で受け継ぐ一品として、
大切にお持ちいただければ幸いでございます。
どうぞ、よろしくお願い致します。
【 南風原花織について 】
経済大臣指定伝統的工芸品指定(2017年1月26日指定)
沖縄県伝統工芸品(1998年認定)
沖縄県島尻郡南風原町を中心に生産されている工芸品。
裏表のない「両面浮花織」が主流で、ヤシラミ花織、
クワアンクワアン織り、タッチリーなど、産地独特の
名称があり、多彩な花糸で表現されるその模様は
美しく、図柄に立体感があり華やかな印象。
南風原花織では8枚ほど(多いものは10枚)もの
綜絖を順番に操作、図柄を浮かび上がらせるため
大変複雑で職人の腕が問われる。
喜屋武八織、照屋花織など独自の花織、
浮織の技法を確立している。
南風原花織の染色は、県内で採取される琉球藍、
福木、テカチ染等の植物染料を、化学染料については、
絹は酸性染料、木綿はスレン染料、反応染料、
直接染料が用いられる。
絹100%
長さ約3.73m (お仕立て上り時)
沖縄県伝統工芸品之証、琉球絣事業協同組合の証紙がついております。
お柄付け:太鼓柄
◆最適な着用時期 袷・単衣 <盛夏以外(6月末~9月上旬以外)>
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 音楽鑑賞、観劇、お食事会、街着、カジュアルパーティー、ランチなど
◆あわせる着物 色無地、小紋、織のお着物など
※仕立て上がった状態で保管されておりましたので、折りたたみシワがついております。この点をご了解くださいませ。