商品番号:1558310
(税込)
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【 仕入れ担当 田渕より 】
京友禅の雅やかさと、洗練された洒落味。
京でも随一とされる、
伝統的な染めの技法のみを追求されている西原染匠による
特選塩瀬九寸帯のご紹介です。
古典的な図案を大胆に再構築し、現代の装いにしっくりと馴染む意匠美を実現。
一本で着姿の印象を格上げする、まさに洒落味溢れるひと品です。
お目に留まりましたらどうぞご覧下さいませ。
【 お色柄 】
染め通りの良い上質な五泉の塩瀬地。
漆黒の地には染疋田や桐、橘を込めた市松文様を染めなしました。
古典文様の重厚さを保ちつつも、直線と曲線のコントラストが軽やかな洒落感を演出。
黒地の艶やかさが、染色の発色をより際立たせています。
名匠ならではの染めの冴えと構図の妙を、
ぜひ装いの主役としてお楽しみください。
【 商品の状態 】
未着用の新古品として仕入れてまいりました。
お手元に届いてすぐにお召しいただける状態でございます。
【 西原染匠について 】
京都の市内中心部に工房を構える数少ない染匠の一つ。
手描き友禅や摺り友禅に加え、インドネシアのバティック染めなど
多様な技法を駆使して、フォーマルからカジュアルまで幅広い作品を生み出されています。
【 京友禅について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1976年6月2日指定)
京都府知事指定伝統工芸品
京都の伝統工芸品の1つで古来の染色技法を
扇絵師の宮崎友禅斎が大成したもの。
元禄時代に京都で生み出された友禅技法で
日本三大友禅(京友禅、加賀友禅、
江戸(東京)友禅)の1つ。
「糸目糊」という糊を用い、筆で色付けする際に
滲んで色移りすることを防ぐ防染技術が用いられており、
基調の色が決まっておらず、当時の公家や大名好みの
デザインに多彩かつ鮮やかな色合いや金銀箔、刺繍などが
用いられた絢爛豪華、かつひときわ華やかな印象のものが多い。
明治時代には化学染料と糊で色糊を作り
型紙によって友禅模様を写し染める「写し友禅染め」が
友禅染めの中興の祖と称えられる廣瀬治助によって
発明され、「型友禅」として大量生産が可能となった。
量産できるようになった友禅染めは一気に普及し
飛躍的な発展を遂げ、昭和51年6月(1976年)には、
経済産業省指定伝統的工芸品として指定を受け、
現在も世界中から高い評価を得ている。
絹100%
長さ約3.55m
お太鼓柄
白生地には新潟県五泉の駒塩瀬地を使用しております。
◆最適な着用時期 袷・単衣 <盛夏以外(6月末~9月上旬以外)>
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 観劇、芸術鑑賞、お出かけ、お食事など
◆あわせる着物 付下げ、色無地、小紋、織の着物
※仕立て上がった状態で保管されておりましたので、折りたたみシワが付いております。この点をご了解くださいませ。