商品番号:1557857
(税込)
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【 仕入れ担当 田渕より 】
帯は、ただの装飾ではなく、
着姿の格を決定づける“主役”とも言える存在。
全体を銀色に統一したことで、まばゆさの中に洗練された静けさを湛え、
どのような色柄の振袖にも美しく調和します。
伝統を尊びながらも、現代感覚にも響く格調美が息づく一条。
お目に留まりましたらどうぞご覧下さいませ。
【 お色柄 】
しなやかなで光沢のある帯地。
お柄には波文様のように流れる地紋に大小さまざまな花文が煌めくように広がります。
全体を銀糸と白糸のみで構成しているため、角度や光の当たり方によって織りの文様が浮かび沈み、
まるで水面に花が舞うような優雅な表情を見せます。
成人式はもちろんのこと、結婚式の参列や格式ある式典など、
人生の節目に相応しいひと品。
色とりどりの振袖に合わせても、決して埋もれず、
むしろ全体を洗練された印象へと昇華させてくれます。
【 西陣織について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1976年2月26日指定)
多品種少量生産が特徴の京都(西陣)で
生産される先染の紋織物の総称。
起源は5〜6世紀にかけて豪族の秦氏が
行っていた養蚕と織物とされ、応仁の乱を期に
大きく発展した。
18世紀初頭の元禄~享保年間に
最盛期を迎えたが、享保15年(1730年)の
大火により職人が離散し大きく衰退。
明治期になりフランスのリヨンよりジャカード織機を
導入した事でこれまで使用されてきた空引機
(高機)では出来なかった幾多の織物が
産み出され量産が可能となった。
織機はおもに綴機、手機、力織機の3種類で
企画・図案から意匠紋紙、糸染、整経、綜絖、
金銀糸、絣加工等多くの工程があり、これらの
一つひとつの工程で熟練した技術者が丹念に
作業を行っている。
西陣織には手の爪をノコギリの歯のように
ギザギザに削って図柄を見ながら織り上げる
「爪掻本綴織」、「経錦(たてにしき)」、
「緯錦(ぬきにしき)」、「緞子(どんす)」、
「朱珍(しゅちん)」、「紹巴(しょうは)」
「風通(ふうつう)」、「綟り織(もじりおり)」、
「本しぼ織」、「ビロード」、「絣織」、「紬」など、
国に指定されているだけでも12種類の品種がある。
「西陣」および「西陣織」は西陣織工業組合の登録商標である。
絹100%(金属糸風繊維除く)
長さ約4.4m(お仕立て上がり時)
西陣織工業組合証紙No.2505 藤本仁謹製
おすすめの帯芯:綿芯「松」
耳の縫製:袋縫い
六通柄
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ~30代
◆着用シーン 成人式、結婚式、式典、お食事会など
◆あわせる着物 お振袖、訪問着、付下げ、色無地など