商品番号:1552613
(税込)
【 仕入れ担当 竹中より 】
ふっくらと優しい手触り。
素材のぬくもりに、おだやかな自然のお色を写し取ったよう。
みちのく米沢の特選創作紬のご紹介です。
年々着る時期が長くなっている単衣仕立てです。
是非、お見逃しなく!
【 商品の状態 】
着用済のお品として仕入れてまいりましたが、
大切に保管されていたのでしょう、美品です。
すぐにお使いいただける状態でございます。
お手元で現品をご確認の上、存分にご活用くださいませ。
【 お色柄 】
ふうわり、かろやかな紬地の風合い。
密な織口のサラリとした紬地には、節糸の温かみがあり、
そっと触れただけで心持ちまでも温かくなるような
豊かな味わいがいっぱいに広がります。
ごく淡い灰色かかった白茶色をベースに、
黄色やピンク、藤色や水色などを加えて縞模様を表現。
紬地の中に「ぜんまい綿」による立体感も織り混ぜて仕上げました。
ところどころで顔を覗かせる節の温かみ溢れる風合いが
優しい印象の着姿を演出いたします。
ぜんまいは、保湿性や防水性に優れている上に、
綿自体が害虫から身を守る役目をしてくれます。
また、ぜんまいを用いたおきものがありますと、
他のおきものにも虫がつかないことより、古くから大切にされてきました。
無地調ですので、帯も合わせやすく
カジュアルシーンに重宝して頂ける事でしょう。
優しさのお色と温かみあふれる風合いを。
この機会にどうぞご活用くださいませ!
【 米沢紬(米沢織)について 】
国内最北の織物産地である山形県の米沢市を
中心とした地域で生産されている紬織物の総称。
通常一産地に一つの布と言われるが、米沢織には
長井紬、置賜紬、紅花紬などの複数の紬織物がある。
1601年(慶長六年)藩主上杉景勝の側近だった
直江兼続が藩の収益拡大を図るため、織物の素材となる
青苧(あおそ)や絹を生む蚕の餌となる桑、染料となる
紅花などの栽培を奨励した事に端を発す。
江戸後期の九代藩主・上杉鷹山が養蚕業を奨励、
本場・京都から織物師を招き研究開発を行った事で
織物産業が飛躍的に発展。
この時期に紅花や藍、紫根などの植物染料で
糸を染めてから織る先染めの技術が確立された。
現在は若い世代の作り手がその技術を引き継ぎ、
約30社あまりのメーカーが切磋琢磨しながら、
それぞれ異なるものづくりに励んでいる。
タテ糸:絹100% ヨコ糸:絹95% ぜんまい綿5%
身丈(背より) | 158.5cm (適応身長163.5cm~153.5cm) (4尺1寸8分) |
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裄丈 | 69cm(1尺8寸2分) |
袖巾 | 35cm(0尺9寸2分) |
袖丈 | 49cm(1尺2寸9分) |
前巾 | 25cm(6寸6分) |
後巾 | 31cm(8寸2分) |
【裄丈のお直しについて】
概算ではございますが、以下の最長裄丈までお出しできるものと思われます。
≪最長裄丈≫ 現状が最大寸法です。
詳細はお気軽にお問い合わせ下さいませ。
◆最適な着用時期 5月下旬、6月、9月の単衣の時期
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません。
◆着用シーン 街着、お食事会、観劇、コンサート、カジュアルなパーティーなど。
◆あわせる帯 洒落ものの袋帯、名古屋帯
※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。
※お仕立てあがった状態で保管されておりますので、たたみシワなどがあることがございます。この点をご了解くださいませ。