商品番号:1550206
【 仕入れ担当 中村より 】
やはり名門。
圧倒的な意匠力、見事な絣を見せつける一枚を仕入れて参りました。
「同じ大島でも、中川のんはほんまにええで。」
問屋間でこう言われる、中川織物さんのお品でございます。
中川織物さんのお品はその質の高さ故にお安く出回ることはほとんどなく、今回のような機会は非常に稀でございます。
ご覧いただければ一目瞭然。
この綺麗な絣合わせの素晴らしさをお分かりいただけることでしょう。
大島好きバイヤーが自信を持っておすすめできるお品でございます。
ひと通りの大島を着尽くしてこられた通の方…
ぜひお見逃しなきようお願い申し上げます!
【 色柄 】
ご覧いただけますでしょうか。
爽やかな水色の絹地に込められた絣模様。
伝統柄であるツガと十の字を組み合わせて
モダンな意匠を一面にたっぷりと織描き出しました。
どれほどの手間暇がかけられたのか、考えただけでも職人さんの苦労がしのばれます。
そしてお柄だけ絣を抜いて織り上げ、そのコントラストも心地よく。
微妙な変化にこだわり、さりげなく深い個性を魅せつけるおきものは、所作のたびに味わいを感じさせるもの。
おきものをよくご存知の方にもきっとご満足いただけることと存じます。
【 大島紬について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1975年2月17日指定)
鹿児島県の奄美大島を中心に作られている織物。
世界三大織物にも数えられ、織る前に糸を染める先染、
手織りの平織、絣合わせをして織上げたものは
「本場大島紬」の名で伝統工芸品に指定されている。
しなやかで軽く、シワになりにくいという特徴がある。
手紡ぎの糸を、「テーチ木」(車輪梅)という
奄美エリアに生息する植物の煎汁液と、
鉄分を含む泥土でこげ茶色に発色させ、
手織りする伝統的技法が主だった染色方法。
藍、白、色大島などもある。
大島紬は独特の絣使い(細い点)と先染め、製法等限られた
条件の中で約84種類があり、染色別が6種類、糸の配列による
組織別14種類をかけ合わせて作る
絹100%
長さ約12.5m 内巾39.5cm(最大裄丈75cm 肩巾袖巾37.5㎝)
本場大島紬織物協同組合の証紙、経済産業大臣指定伝統的工芸品の証紙がついております。
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 趣味のお集まり、ご旅行、ランチ、お出かけなど
◆あわせる帯 おしゃれ袋帯、九寸名古屋帯、八寸名古屋帯など
※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。
お仕立て料金はこちら
地入れ3,300円+※胴裏8,250円~+八掛8,800円+海外手縫い仕立て28,600円(全て税込)
※国内手縫い仕立て+17,600円(税込)
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