商品番号:1548818
(税込)
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【 仕入れ担当 更屋より 】
ふうわり軽い…
西陣の織り元より軽量でお締めいただきやすい、夏の上質な袋帯をご紹介いたします。
盛夏の情緒を織りあらわした一条でございます。
いまでは夏物の創作数自体が少なってなっております。
夏のお洒落訪問着から色無地まで。
セミフォーマルのシーンに、すっきりと彩って...
さりげない品格に満ちる後ろ姿をご堪能くださいませ。
【 お色柄 】
涼やかに、夏らしい清雅な表情…
優しい象牙色の帯地はふんわり軽やかに。
その地には夏の陽日に照らされ煌めく箔糸が全体に織り込まれており繊細な七宝紋を浮かべました。
七宝は円が連なり永遠の反映と調和を象徴する古くから人気のお柄でございます。
淡く透ける切っじに映えるその文様が、涼やかな気配とともに優雅な存在感を放ちます。
裂取り調に淡藤色などほんのり色彩が伺えますが、控えめな表情で確かな品格を感じさせる重宝の一条でございます。
どうぞお見逃しのなきよう、お願いいたします。
【 西陣織について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1976年2月26日指定)
多品種少量生産が特徴の京都(西陣)で
生産される先染の紋織物の総称。
起源は5〜6世紀にかけて豪族の秦氏が
行っていた養蚕と織物とされ、応仁の乱を期に
大きく発展した。
18世紀初頭の元禄~享保年間に
最盛期を迎えたが、享保15年(1730年)の
大火により職人が離散し大きく衰退。
明治期になりフランスのリヨンよりジャカード織機を
導入した事でこれまで使用されてきた空引機
(高機)では出来なかった幾多の織物が
産み出され量産が可能となった。
織機はおもに綴機、手機、力織機の3種類で
企画・図案から意匠紋紙、糸染、整経、綜絖、
金銀糸、絣加工等多くの工程があり、これらの
一つひとつの工程で熟練した技術者が丹念に
作業を行っている。
西陣織には手の爪をノコギリの歯のように
ギザギザに削って図柄を見ながら織り上げる
「爪掻本綴織」、「経錦(たてにしき)」、
「緯錦(ぬきにしき)」、「緞子(どんす)」、
「朱珍(しゅちん)」、「紹巴(しょうは)」
「風通(ふうつう)」、「綟り織(もじりおり)」、
「本しぼ織」、「ビロード」、「絣織」、「紬」など、
国に指定されているだけでも12種類の品種がある。
「西陣」および「西陣織」は西陣織工業組合の登録商標である。
絹100%
長さ約4.5m(お仕立て上がり時)
西陣織工業組合証紙No.2362
おすすめの帯芯:袋帯夏物「白」
耳の縫製:袋縫い
六通柄
◆最適な着用時期 盛夏(6月末~9月上旬)
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 結婚式・披露宴へのご参列、式典、初釜、パーティー、お食事会、お付き添いなど
◆あわせるお着物 訪問着、御召、付下げ、色無地、格の高い小紋など
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