商品番号:1547730
(税込)
【 仕入れ担当 渡辺より 】
絞りのおきものといえば【 藤娘きぬたや 】より
もはや不動の地位を築かれた、最高級ブランドの、
手絞りによる小紋地をお誂えした羽織のご紹介です。
防寒着が必要な季節活躍してくれる羽織。
羽織は道中着や道行などの和装コートと違い、
基本的には室内でも着用してもよいもの。
(例外として、略礼装として羽織を着用している場合は、
親しい間柄の訪問時以外は脱ぐのが良いとされております。)
羽織物の中ではより気軽にお召しいただけるため
人気の高いお品でございます。
昨今は一からお誂えされることも少なくなっております。
すぐお召いただけるお仕立て上がりのお品は
お仕立て代もかさまず重宝していただけることでしょう。
【 お色柄 】
氷割れのような地紋が織りだされた紋意匠地を
墨黒に染め上げ、濃い老緑のみの配色の縫い絞りで
樹皮のようなお柄が染めあしらわれております。
【 商品の状態 】
着用済のお品として仕入れてまいりましたので
着用シワやたたみジワがございますが、着用時に
気になるような汚れなどはございません。
お手元で現品をご確認の上、存分にご活用くださいませ。
【 藤娘 きぬたやについて 】
1947年(昭和22年)創立
高級呉服、特に高級しぼりの自社製造を行い、
『藤娘』の商標で全国の有名呉服店、百貨店、
及び卸売問屋に販売網を持つ、しぼり製品のトップメーカー。
創作品の中には、ニューヨーク・メトロポリタン美術館に
永久収蔵されているものもある。
絞り染の他に、名古屋友禅や刺繍による作品も手がける。
疋田絞りの多くは45建が多く、1尺5分(約40cm)の幅に
45粒の絞りが施されるが、きぬたやの45建は47粒が基準。
更に江戸期に存在したという本疋田60建を十数年の
歳月をかけ復元、その技術を持つ絞り職人養成にも成功。
伊藤嘉秋氏は、不可能とされた本疋田70建にも成功した。
きぬたやの本疋田絞りは、通常の本疋田が一粒あたり
8回絹糸で括るところを12回括ることによって
一粒一粒の白場が多く、中心の点が針のように
尖っている。
表裏:絹100% 縫製:手縫い
※絞り染の性質上、色の濃淡、絞りの目が不均一な箇所がございます。
風合いであって難ではございません。その点ご了承くださいませ。
【裄丈のお直しについて】
概算ではございますが、以下の最長裄丈までお出しできるものと思われます。
≪最長裄丈≫ 現状が最大寸法です。
詳細はお気軽にお問い合わせ下さいませ。
背より羽織丈86cm(2尺 2寸 7分)
裄丈70.5cm (1尺 8寸 6分) 袖巾35.5cm (9寸 4分)
袖丈46.5cm (1尺 2寸 3分)
前巾(襠含む)25.5cm (6寸 7分) 後巾31cm (8寸 2分)
◆最適な着用時期 10月から翌3月の羽織、コートの時期
◆店長おすすめ着用年齢 全年齢対象(※とくに制限なくお召しいただけます)
◆着用シーン おでかけの際の防寒用、お洒落な羽織ものとして
◆あわせる着物 小紋、織のお着物 など
※仕立てあがった状態で保管されておりますので、たたみシワなどがあることがございます。この点をご了解くださいませ。
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