商品番号:1546611
(税込)
【 仕入れ担当 中村より 】
ついにご紹介が叶いました。きもの市場でのご紹介も数えるほど…
しっとりと美しい…
京都【 に志山染匠 】による無線友禅付下げ着尺をご紹介致します!
他にはない意匠性をお楽しみいただける一枚。
一般的に流通するお品ではございませんので、
どうかこの機会をお見逃しなくお願い致します。
【 お色柄 】
触れていただきたい… このつるりとしたなめらな絹地。
地色は爽やかな杏子色を基調に染め上げて。
その絹布のキャンパスには、
まさに水彩画のタッチにて、
菊の花意匠が描きあがりました。
それぞれの美を主張しながらも全体的にひとつにまとまり
気品ある華やぎを醸し出しております。
【 に志山染匠について 】
昭和4年創業
京都工芸染匠協同組合 会員
一般社団法人 日本伝統染色工芸保存協会 会員
あの千切屋治兵衛(千治)さんや、工芸キモノ野口さんなどでもその作品が扱われ、
特に千治においては安田や中井、染匠いち川などに並び、
その屋台骨を支える染匠として称されてきました。
得意とする友禅技法は無線友禅やダンマル描き。
そこに特化し、絵画的で創作的な作品に比肩するものはございません。
【 無線友禅について 】
日本画独自の気品ある味わいと重厚さを表現するために、
日本画そのものと同じような工程を歩む「無線友禅」。
絹地をまさにシルクのキャンパスとして、生地に水分を含ませ、
お柄部分を避けながらグランドの地色を何度も塗りこんでゆき、
その後にお柄を仕上げ浮き立たせて、少しずつ少しずつ丹精込めて創作されます。
友禅やロウケツ、その他の技法とは異なり、お柄の輪郭はございません。
染料の水分をそのまま生地上に留めたような薄色は、限りなく優しくソフトに。
何度も重ねて深い深い奥行き広がる濃色は、落ち着いた重厚な趣きを。
ふんわりともやのかかったような…
くぐもったお色に包まれて、そっと浮かび上がる独特の佇まい。
他の技法では決して表現できないものでございます。
【 京友禅について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1976年6月2日指定)
京都府知事指定伝統工芸品
京都の伝統工芸品の1つで古来の染色技法を
扇絵師の宮崎友禅斎が大成したもの。
元禄時代に京都で生み出された友禅技法で
日本三大友禅(京友禅、加賀友禅、
江戸(東京)友禅)の1つ。
「糸目糊」という糊を用い、筆で色付けする際に
滲んで色移りすることを防ぐ防染技術が用いられており、
基調の色が決まっておらず、当時の公家や大名好みの
デザインに多彩かつ鮮やかな色合いや金銀箔、刺繍などが
用いられた絢爛豪華、かつひときわ華やかな印象のものが多い。
明治時代には化学染料と糊で色糊を作り
型紙によって友禅模様を写し染める「写し友禅染め」が
友禅染めの中興の祖と称えられる廣瀬治助によって
発明され、「型友禅」として大量生産が可能となった。
量産できるようになった友禅染めは一気に普及し
飛躍的な発展を遂げ、昭和51年6月(1976年)には、
経済産業省指定伝統的工芸品として指定を受け、
現在も世界中から高い評価を得ている。
絹100%
裁ち切り身丈190cm(最大身丈177㎝) 生地巾37.5cm(最大裄丈71cm 肩巾袖巾35.5㎝)
白生地には丹後ちりめんを使用しております。
◆最適な着用時期 9月後半~11月の袷頃 (秋の単衣袷)
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン パーティー、音楽鑑賞 、観劇、お食事会、付き添いなど
◆あわせる帯 袋帯、綴れ名古屋帯など
※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。
お仕立て料金はこちら
湯のし1,650円+※胴裏8,250円~+八掛8,800円+海外手縫い仕立て35,200円(全て税込)
※国内手縫い仕立て+14,300円(税込)
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