商品番号:1545082
(税込)
(税込)
【仕入れ担当 吉岡より】
日本工芸会正会員【 小倉淳史 】氏による
絞り染の繊細で洒落たデザインが特徴の紬地訪問着のご紹介です。
中でも、ふわりと軽い夏向けの紗紬地を染めた
涼やかな風合いの一枚は大変希少…
夏姿にも、小倉氏ならではの作品の表情をお楽しみいただける事でしょう。
【色・柄】
ふんわりと軽く、そっと透け感のある紗紬の絹地。
地色は淡い錆青磁色を基調として染めて、
縫い締め絞りによるラインの中に
同系色の濃淡のみ彩りを加え、「水面」が表現されております。
そこへ黒いトンボを加えて、夏らしい風情ある表情に仕上げました。
透け感も抑えられた一枚ですので、
6月・9月の単衣の季節にもご着用頂けます。
【商品の状態】
中古品として仕入れて参りましたが良好です。
お手元に届いてすぐにお召し頂ける状態でございます。
【 小倉淳史氏について 】
染色作家
日本工芸会正会員
『辻ヶ花の建亮』、『絞りの建亮』と名高い
小倉建亮の長男として生まれ、子供の頃から
身近に着物や筆、染料のある環境で14歳にして
最初の染色作品を制作。
30歳代からは重要文化財を含む染織文化財の復元、
修理に幾度も携わり経験を積む。
また、毎年日本伝統工芸展に最新の絞り染作品を出品、
高い評価を受けている。
【 経歴 】
1946年 京都生まれ
1975年 第22回 日本伝統工芸展 初入選
1981年 第2回 全国青年伝統工芸展 最高賞 受賞
1984年 京都府主催 「和の6人展」出品
1986年 個展 「絞り一化生」 大阪:高宮画廊
個展 「絞り一化生2」 東京:千疋屋画廊
1989年 日本工芸会 正会員に認定される
パリ展「美は東方より」(染技連)
1991年 個展 「墨色の情景」 東京:赤坂遊ギャラリー
1993年 第30回 日本伝統工芸 染織展 日本工芸会賞 受賞
個展 「四季.彩」 東京:赤坂遊ギャラリー
1996年 個展 「身辺を彩る愛しき生命」 東京:赤坂遊ギャラリー
1997年 第34回 日本伝統工芸染織展 日本経済新聞社賞 受賞
1998年 紺綬褒章 受章
2001年 「日本の絞り」小倉家一門展 ドイツ:ライス・ミュージアム
2003年 第32回 日本伝統工芸近畿展 京都新聞社賞 受賞
2005年 第39回 日本伝統工芸染織展 日本工芸会会長賞 受賞
2007年 NHK「美の壺」-File71・絞り染め-出演
2008年 個展「雨を聴く、陽を語る」東京:銀座洋協ホール
2009年 第43回 日本伝統工芸染織展 日本工芸会賞 受賞
2010年 個展「纐纐颯爽」 大阪:高宮画廊
2015年 第49回日本伝統工芸染織展 文部科学大臣賞 受賞
2018年 第65回日本伝統工芸展 文部科学大臣賞 受賞
2019年 2月 京都府指定無形文化財『絞り染』保持者に認定される。
2020年 第54回 日本伝統工芸染織展 文部科学大臣賞 受賞
表裏:絹100% 縫製:手縫い
居敷当て無し、背伏せ付き
衿裏:精華地
身丈(背より) | 158cm (適応身長163cm~153cm) (4尺1寸7分) |
---|---|
裄丈 | 68cm(1尺8寸0分) |
袖巾 | 35cm(0尺9寸2分) |
袖丈 | 49.2cm(1尺3寸0分) |
前巾 | 22.7cm(6寸0分) |
後巾 | 28.5cm(7寸5分) |
【裄丈のお直しについて】
概算ではございますが、以下の最長裄丈までお出しできるものと思われます。
≪最長裄丈≫ 裄丈70cm(1尺8寸5分) 袖巾35cm(9寸2分)
※目視での縫込みの確認による概算となります。詳細はお気軽にお問い合わせ下さいませ。
◆最適な着用時期 6月~9月(単衣~盛夏)
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン パーティー、お稽古、芸術鑑賞、観劇、ホテルランチなど
◆あわせる帯 洒落袋帯、名古屋帯
※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。
※仕立てあがった状態で保管されておりますので、たたみシワなどがあることがございます。この点をご了解くださいませ。
この商品を見た人はこんな商品も見ています