商品番号:1543781
(税込)
【 仕入れ担当 田渕より 】
お悩みの多いお着物との帯合わせ。
そんな時はお任せ下さい!
京都室町を中心に年間約5万点の商品と向きあうバイヤー田渕による、
着物+帯のコーデセットをご用意致しました。
今回ご用意したセットは
本物志向の方に、是非とも直接その素晴らしさを
肌と目と心で感じていただきたい…
京友禅の人間国宝第一認定・初代上野為二氏の技と志を受け継いだ、
【上野工房】より、美しき京友禅訪問着と
高貴に品良く織り上げられた逸品。
「白龍庵勝山」。
ご存知の方も多いことでしょう。
綴れ帯の名門「本つづれ勝山」の創業者である勝山正之氏が、
あくなき創作意欲とともに設立した会社。
奈良の當麻寺に現存する国宝「當麻曼荼羅」を手本として、
白龍庵主人が多年にわたる研鑽と探求により、
細緻な組織をそのままに帯地として再現した「爪掻富麻つづれ」でございます。
お着物、帯は単品での販売も行っておりますので
下記の商品番号で検索、またはお問い合わせ頂けますと幸いでございます。
この機会をどうぞお見逃しなく!
【 お色柄 】
≪着物≫
商品番号:1530512
通常価格:138,000円税込
心地良く肌に沿う、上質な絹地。
地色はごく淡い洗柿色を基調に染めなして。
ふうわり暈し染めを加えて、
お柄には上野家らしい茶屋辻の意匠が染め上げられました。
お着物全体から漂う侘び寂びのムード。
静寂に中にかもし出される上品な華やぎ。
すべての柄が繊細な手加工の糸目友禅にてあらわされ、細かな表現への確かな色挿しなど…
手仕事ならではの細密な表現が、この美しさを形作っております。
結婚式や披露宴、式典、パーティーなどのお慶びのお席に。
自信を持ってお召しいただける一枚かと存じます。
≪帯≫
商品番号:1532123
通常価格:90,000円税込
このやわらかさ…
打ち込みという、糸を織り込む本数が格段に違います。
綴れ地とは思えないほどにやわらかく、締め心地は格別の仕上がりです。
しなやかな帯地は、金通しの上品な藤色で丁寧に織り上げられ、
霞に色紙が織り描かれました。
さり気ない色彩変化がつけられ、平面でありながら
奥行きを感じさせる仕上がりとなっております。
西陣の歴史と伝統が忍ばれるような…
名匠の熟練の技と美へのこだわりを感じ取っていただければと願い、
大切にお届けさせていただきます。
【 白龍庵勝山について 】
昭和14年 創業者 勝山正之 京都西陣に生まれる
昭和37年 同志社大学卒業後 父親経営の勝山九一商店に入店
昭和42年 同店 店主になる
昭和52年 株式会社本つづれ勝山 設立
昭和54年 有限会社暁山織物 設立
昭和60年 上記2社を弟に譲り、勝山商事株式会社 設立
昭和62年 本社移転にあたり、社名を「株式会社白龍庵勝山」に変更
平成17年 創業者死去により、二代目 勝山朝成が遺志を継承
平成24年 西陣織大博覧会に初出展『京都府知事賞』受賞
平成25年 西陣織大博覧会において『京都商工会議所会頭賞』受賞
平成26年 西陣織大博覧会において『(財)大日本蚕糸会会頭賞』受賞
平成27年 西陣織展2015において『文部科学大臣賞』『京都商工会議所会頭賞』受賞
平成28年 西陣織展2016において2年連続『文部科学大臣賞』受賞
令和2年 惜しまれつつ制作活動に終止符を打たれる
【 商品の状態 】
≪着物≫
中古品として仕入れて参りましたが良好です。
お手元に届いてすぐにお召しいただける状態でございます。
≪帯≫
中古品として仕入れて参りましたが良好です。
お手元に届いてすぐにお召しいただける状態でございます。
【 弐代目上野為二(四代目上野眞)について 】
京友禅作家
京友禅の名門・上野家の四代目
※1955年に始まった重要無形文化財及び保持者の
認定で、最初に認定をうけた友禅の人間国宝
初代・上野為二を祖父に持つ。
初代上野為二は古代加賀の研究を元に
京友禅に加賀友禅の趣きを加えた技法を生み出し
日本画と洋画双方の技術を学ぶことで絵画的
テーマと表現を深めた。
上野家のお家芸は繊細な糸目と独特の配色で
表現された茶屋辻や御所解模様で、初代上野為二が
残した松の図案は「上野家の松」として有名。
その作風を引き継ぎ、二代目・上野為二は
古代加賀の柄行を現代調にアレンジした作品を
制作している。
※1955年同時認定を受けた人間国宝は
加賀友禅 木村雨山
京友禅 田畑喜八
【 経歴 】
1957年 京都生まれ
1980年 学卒後、京友禅の染匠高橋啓に入門
1983年 上野を継いで先代職人たちと共に研鑽に励む
2003年 弐代上野為二を襲名。
■上野家初代 上野清江(明治4年~昭和18年)
絵画をよくし、茶人で俳句や和歌にも精通。
■上野家二代 上野為二 (明治34年~昭和35年)
重要無形文化財保持者・人間国宝
古典衣裳を模写し、自己の美学で再構築、
新しい友禅の形式美を築く。
昭和13年、友禅の世界で初めて
重要無形文化財保持者に認定を受ける。
■上野家三代 上野忠夫(昭和6年~昭和52年)
現在の上野工房ビルを建築
■上野家四代 上野眞(昭和32年~)
【 京友禅について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1976年6月2日指定)
京都府知事指定伝統工芸品
京都の伝統工芸品の1つで古来の染色技法を
扇絵師の宮崎友禅斎が大成したもの。
元禄時代に京都で生み出された友禅技法で
日本三大友禅(京友禅、加賀友禅、
江戸(東京)友禅)の1つ。
「糸目糊」という糊を用い、筆で色付けする際に
滲んで色移りすることを防ぐ防染技術が用いられており、
基調の色が決まっておらず、当時の公家や大名好みの
デザインに多彩かつ鮮やかな色合いや金銀箔、刺繍などが
用いられた絢爛豪華、かつひときわ華やかな印象のものが多い。
明治時代には化学染料と糊で色糊を作り
型紙によって友禅模様を写し染める「写し友禅染め」が
友禅染めの中興の祖と称えられる廣瀬治助によって
発明され、「型友禅」として大量生産が可能となった。
量産できるようになった友禅染めは一気に普及し
飛躍的な発展を遂げ、昭和51年6月(1976年)には、
経済産業省指定伝統的工芸品として指定を受け、
現在も世界中から高い評価を得ている。
【着物】
表裏:絹100% (縫製:手縫い)
※パールトーン加工済み
【帯】
絹100%(金属糸繊維除く)
長さ約4.5m
耳の縫製:かがり縫い
お太鼓柄
身丈(背より) | 154cm (適応身長159cm~149cm) (4尺0寸7分) |
---|---|
裄丈 | 64.5cm(1尺7寸0分) |
袖巾 | 32cm(0尺8寸4分) |
袖丈 | 49cm(1尺2寸9分) |
前巾 | 24.5cm(6寸5分) |
後巾 | 28.5cm(7寸5分) |
【裄丈のお直しについて】
概算ではございますが、以下の最長裄丈までお出しできるものと思われます。
≪最長裄丈≫ 裄丈67.5cm(1尺7寸8分) 袖巾33.5cm(8寸8分)
※目視での縫込みの確認による概算となります。詳細はお気軽にお問い合わせ下さいませ。
◆最適な着用時期 10月~翌5月の袷の季節
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 結婚式・披露宴へのご参列、式典、パーティー、ご挨拶、お付き添い、音楽鑑賞、観劇など
◆あわせる帯 袋帯、綴れ名古屋帯など
※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。
※仕立てあがった状態で保管されておりますので、たたみシワなどがあることがございます。この点をご了解くださいませ。
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