商品番号:1543741
(税込)
【 仕入れ担当 更屋より 】
芸術的な古典意匠…
9マルキカタス式、総絣にてお柄が織り上げられたお仕立て上がりの本場大島紬のご紹介です。
総絣のよさ。
極端に言いきってしまいますと、絣糸がたくさん入っておりますと
お柄を構成するアウトラインが描いたようにスムーズに浮かび上がり、細密な表現が可能である…
ただし、絣糸の配合が多いということは縦と横の絣糸の交点を慎重かつ正確にあわせなければなりません。
となると自ずと…高い技術力、集中力が必要でございます。
手間暇がかかり、なおかつ熟練の職人にまかせる仕事。
結論、お値段もその手間暇に比例して高額になります…
そんなハイクラスの大島をお仕立て上がりならではの価格にてご紹介致します。
お目に留まりましたらどうぞご覧下さいませ。
【 お色柄 】
シャッシャッという大島特有の絹鳴り、
一度手を通されるとやみつきになるさらりと肌に軽い着心地。
大島特有の黒褐色地に横段文様状に七宝、菱などを一面に織り描き風雅な情景を込めた意匠…
総絣によってかすかな濃淡の具合も感じさせる、大島紬ならではの絣の妙…
有色の絣糸も用いて見事なグラデーションが表現されております。
これが絣ものであることが信じられないほど繊細な表現力は、まさに、逸品大島紬ならではの醍醐味と言えましょう。
文字では表現しきれないその奥行きを、是非お手元でご実感いただきたく思います。
【 商品の状態 】
中古品として仕入れて参りましたが良好です。
お手元に届いてすぐにお召しいただける状態でございます。
【 大島紬について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1975年2月17日指定)
鹿児島県の奄美大島を中心に作られている織物。
世界三大織物にも数えられ、織る前に糸を染める先染、
手織りの平織、絣合わせをして織上げたものは
「本場大島紬」の名で伝統工芸品に指定されている。
しなやかで軽く、シワになりにくいという特徴がある。
手紡ぎの糸を、「テーチ木」(車輪梅)という
奄美エリアに生息する植物の煎汁液と、
鉄分を含む泥土でこげ茶色に発色させ、
手織りする伝統的技法が主だった染色方法。
藍、白、色大島などもある。
大島紬は独特の絣使い(細い点)と先染め、製法等限られた
条件の中で約84種類があり、染色別が6種類、糸の配列による
組織別14種類をかけ合わせて作る
表裏:絹100% (縫製:手縫い)
◆八掛の色:江戸鼠色
身丈(背より) | 158.5cm (適応身長163.5cm~153.5cm) (4尺1寸8分) |
---|---|
裄丈 | 66.5cm(1尺7寸6分) |
袖巾 | 35cm(0尺9寸2分) |
袖丈 | 48.5cm(1尺2寸8分) |
前巾 | 24.5cm(6寸5分) |
後巾 | 29cm(7寸7分) |
【裄丈のお直しについて】
概算ではございますが、以下の最長裄丈までお出しできるものと思われます。
≪最長裄丈≫ 裄丈72cm(1尺9寸0分) 袖巾37cm(9寸8分)
※目視での縫込みの確認による概算となります。詳細はお気軽にお問い合わせ下さいませ。
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン カジュアルパーティー、芸術鑑賞、音楽鑑賞、観劇、お食事、お出かけ、趣味のお集まりなど
◆あわせる帯 洒落袋帯、名古屋帯、半巾帯など
※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。
※仕立てあがった状態で保管されておりますので、たたみシワなどがあることがございます。この点をご了解くださいませ。
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