商品番号:1543525
(税込)
【 仕入れ担当 中村より 】
希少な手織り本場小千谷縮をご紹介いたします!!
昔からの技法を守って織り上げられた…
比較的お値打ちに織り上げられているものとは異なる、
手織りの特選小千谷縮でございます。
中でも優れたお色柄の一枚を仕入れることができました。
最近ではなかなかご紹介ができません!
今回は老舗織元泰生織物の、よろい織夏八寸帯とのコーディネートセットをご紹介。
お目に留まりましたらどうぞお早めにお見逃しなくお願い致します。
【 色柄 】
[着物]
夏の涼感。
深い紺色の地に青の濃淡で百合の意匠を織りなしました。
ちぢみならではのシボとあいまって、本当に美しい透明感をかもし出しております。
あくまでもサラリとした色彩が、夏場にふさわしい涼やかな風情です。
丹念に、少しずつ織り進められたことが一見して分かる仕上がりです。
湿度の高い日本の夏でも、さらりとした肌触りと清涼感。
何といっても一番涼しいのは、麻素材です。
夏の贅沢な衣として…
かつては上流階級でなければ着ることができなかった織物が、ここにあります。
[帯]
変わり紗のよろい織は、変わり組織りにて羅のような表情も。
あたかも鎧のように見えるところからよろい織と呼ばれております。
夏八寸の中ではやや薄めのしなやかな風合いが特徴です。
シンプルなお色で綾なす組織美しく。
白色の無地で織り上げました。
実に功妙な手技にて織り上げられたその表情は深い奥ゆきを魅せております。
その複雑な糸の綾なしはざっくりとした素材感を感じさせながらも、
遠目には一枚のヴェールのような透明感。
見つめるほどに不思議な錯覚に囚われるような…
無限の奥行きと共に、涼味溢れる本当に美しい仕上がりです。
【 羅織について 】
羅とは搦み織りの一種で、
太撚の絹糸を使い、振綜(ふるえ)という経糸を自在に動かせる装置を備えた機で織ります。
1本の経糸が左右の経糸と捩れ、
そこに緯糸を通して搦みを固定し網目状の隙間をつくっていきます。
【 泰生織物について 】
西陣織工業組合所属
西陣織工業組合証紙はNo.8
1836年(天保7年)創業
1957年(昭和32年)設立
前身は明治期の西陣屈指の機屋・泰成織物。
1957年に「新たに生まれる」の意を込め
「泰生織物株式会社」を設立。
高級工芸帯地の織元として現在に至る。
織技術・締めやすさへの工夫にはじまり、
絹と箔をたくみに用いながら意匠力、
独自の配色など有形無形の技と品質に
こだわりを持って帯を製織している。
【 小千谷縮について 】
新潟県小千谷市周辺を生産地とする
苧麻を使った麻織物。
江戸時代初期、播麿明石藩士だった
堀次郎将俊(明石次郎)が絹織物の
明石縮の技法を応用し越後麻布の改良に成功、
魚沼地方に広めた。
当時は「越後縮」と呼ばれていた。
撚りが強い緯糸で織った布を湯もみする事で
「しぼ」を出した織物で、国の重要無形文化財の
指定要項にそったもの(本製小千谷縮)が
南魚沼市を生産地とする越後上布と共に
国の重要無形文化財に指定、ユネスコの
無形文化遺産に登録されている。
[着物]
本麻100%
長さ12.8m 内巾38cm(最大裄丈約72cm)
小千谷織物之証がついております。
[帯]
絹100%
長さ約3.6m(お仕立て上がり時)
泰生織物謹製
全通
◆最適な着用時期 6月の単衣、6月下旬~9月上旬の盛夏
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 女子会、街着、ランチ、観劇など
※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。
お仕立て料金はこちら
水通し4,950円+麻衿裏6,600円+お仕立代28,600円(全て税込)
※国内手縫い仕立て+17,600円(税込)
※「水通し」はお仕立て前に生地の糊を落とすために必要な工程です。
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