商品番号:1543512
(税込)
【 仕入れ担当 中村より 】
サラリ、質感で装う夏の和姿。
四季をまとうということは…
和姿ならではの感覚、そして通の贅沢。
だからこそ、その独特の素材感が愛されてやまない、夏の麻素材。
そんな夏の麻素材を用いて織りだされた織物の
最高級品に冠せられる『上布』の文字。
織のお着物ファンの方に是非ご覧いただきたい、
石川県指定無形文化財、本麻手織の能登上布の八寸帯をご紹介いたします。
先人たちのたゆまぬ努力と研鑽によって培われてきた能登上布の技…
織元の数も一時は百四十軒を超えていましたが
現在ではたった一軒、「織元 山崎仁一」を残すのみ。
どんどん希少に、そして高額になっておりますので、
お目に留まりましたら是非ともお見逃しなく!
【 お色柄 】
お色は、落ち着いたシックな藍色に青の縞模様のデザイン。
弥生時代の古来から脈々と受け継がれてきたと言われる能登上布。
織物の原点を思わせる織りの美しさが
存分にお楽しみいただける一条!
上布きものにも大変相応しく、
夏の小紋、色無地、紬などにも素敵にお召し頂けます。
【 能登上布について 】
石川県無形文化財指定
越後、宮古に並ぶ日本の三大上布のひとつ。
約2000年前に崇神天皇の皇女が中能登地方で
機織りを教えたことが能登上布の起源とされる。
昭和初期の最盛期、織元の数は120軒以上になり
麻織物の県生産量が日本一となったが、戦後の
ライフスタイルの変化とともに着物離れが進み、
現在は山崎麻織物工房が能登上布唯一の織元である。
原料の麻は一般的なリネンではなくラミー(苧麻)。
手織りの麻の素材感、他地方にはない能登独自手染の
押捺染、ロール捺染と呼ばれる職人技術から生まれる
染めにじみが少なく緻密で、能登の風土を映した
すっきりとした絣模様が、ひんやり涼しい風合い、
「蝉の羽」のような透け感や軽さ、丈夫さ、シャリ感、
光沢感、張り感が特徴。
絣柄の多くは幾何柄模様の十字絣を始めとする
複雑な経緯絣で構成されている。
本麻100% 長さ3.6~3.8m(お仕立て上がり時)
石川県無形文化財 本麻手織 能登上布の証紙がついております。
【織元 山崎仁一】
※おすすめお仕立て:手かがり仕立て
全通柄
◆最適な着用時期 盛夏(7月・8月)
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません。
◆着用シーン 趣味のお集まり、お食事会、カジュアルなパーティーなど。
◆あわせる着物 小紋、色無地、紬
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