商品番号:1543030
(税込)
【 仕入れ担当 更屋より 】
山口伊太郎氏、山口安次郎氏。―そしてもう一人、山口成三郎氏。
西陣が誇る『唐織能衣装芸術・山口美術織物』の祖ともいえる三兄弟でいらっしゃいます。
今回ご紹介いたしますのは、山口成三郎氏の意匠を今に伝えるべく制作された作品です。
山口の名を冠し、西陣唐織の名門として名を馳せる『山口成織物』より。
典雅な華やぎの意匠が込められた、特選袋帯をご紹介いたします。
ひと目でその技術とセンスの高さを感じられる逸品です。
名門の逸品、お見逃しなくお願いいたします。
唐織は京都の西陣を代表する伝統的な絹織物でございます。
能衣裳に継がれる西陣の誇る絹唐織物。
美しき絹の本格を一条の帯に託した、本格派唐織袋帯の一品でございます。
どうぞこの機会をお見逃しなきようお願いいたします。
【 お色柄 】
程よいハリ感としなやかな帯地は清雅な生成色の地に、共色の花菱亀甲を立体感あふれる織りで敷き詰めました。
その上には、菊や椿、楓といった四季の草花の丸文。
きっぱりと目をひく蘇芳色から、はんなりとした桜色や鳥の子色まで、色彩にこだわって丹念に織り上げられたお品であることが一目でわかることと思います。
四季の花々を愛でる心そのものを織り出した素晴らしい帯です。
実に高貴な面持ちを魅せるお品。
結婚式やパーティーから、特別なお気持ちで臨まれたい芸術鑑賞の場などへ。
訪問着から色無地、付下げなどとのコーディネートにて豊かな表情と雅やかなムードを存分にお楽しみいただきたく存じます。
唐織ならではの上質な締め心地を、ぜひともご堪能くださいませ。
どうぞこの機会に、お手元にお迎えくださいませ。
【 西陣織について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1976年2月26日指定)
多品種少量生産が特徴の京都(西陣)で
生産される先染の紋織物の総称。
起源は5〜6世紀にかけて豪族の秦氏が
行っていた養蚕と織物とされ、応仁の乱を期に
大きく発展した。
18世紀初頭の元禄~享保年間に
最盛期を迎えたが、享保15年(1730年)の
大火により職人が離散し大きく衰退。
明治期になりフランスのリヨンよりジャカード織機を
導入した事でこれまで使用されてきた空引機
(高機)では出来なかった幾多の織物が
産み出され量産が可能となった。
織機はおもに綴機、手機、力織機の3種類で
企画・図案から意匠紋紙、糸染、整経、綜絖、
金銀糸、絣加工等多くの工程があり、これらの
一つひとつの工程で熟練した技術者が丹念に
作業を行っている。
西陣織には手の爪をノコギリの歯のように
ギザギザに削って図柄を見ながら織り上げる
「爪掻本綴織」、「経錦(たてにしき)」、
「緯錦(ぬきにしき)」、「緞子(どんす)」、
「朱珍(しゅちん)」、「紹巴(しょうは)」
「風通(ふうつう)」、「綟り織(もじりおり)」、
「本しぼ織」、「ビロード」、「絣織」、「紬」など、
国に指定されているだけでも12種類の品種がある。
「西陣」および「西陣織」は西陣織工業組合の登録商標である。
絹100%(金属糸風繊維除く)
長さ約4.3m(お仕立て上がり時)
おすすめの帯芯:綿芯「松」
耳の縫製:袋縫い
六通柄
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 結婚式・披露宴へのご参列、式典、初釜、パーティー、お食事会、お付き添いなど
◆あわせる着物 訪問着、御召、付下げ、色無地、格の高い小紋など
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