商品番号:1542936
(税込)
【 仕入れ担当 更屋より 】
涼風通す、夏の贈り物…
爽やかな色彩、帯姿軽やかに…
言わずと知れた西陣の名門『まいづる』より、特選夏袋帯をご紹介致します。
夏物西陣帯といえば、まいづる帯と言われるほど…
その織りの表情、意匠構成、質は、お着物通の方にも定評のある、夏の装いに涼を呼ぶ素敵なお品でございます。
お目に留まりましたら是非ともお見逃しなく!
【 お色柄 】
夏に涼やかな風を通す、シャリ感ある瓶覗色の絽地。
さっぱりと爽やかな品のよさを演出しております。
シャリっとした、夏にふさわしい織りくちに、
きらりと輝く金銀糸を交えながら、ススキと月のお柄が織り出されています。
夏の夜風に、ふわりと揺れるススキと銀色に輝く月。
上品に色づけられ、おだやかな地色にしっとり映えて無地場の「間」への配慮、そのデザイン構成と色彩。
古典の意匠が夏の和姿に気品を添えてくれる事でしょう。
さりげなくシンプルにセンスを感じる仕上がりとなっております。
涼やかな印象と風雅な佇まいを楽しませてくれ様々なお着物に合わせて頂けますので、一本あれば重宝することでしょう。
【 西陣まいづるについて 】
西陣織工業組合所属
西陣織工業組合証紙はNo.29
1907年(明治40年)創業
江戸時代に「松屋」の屋号で禁裏御所
(京都御所)の出入りを許された商家。
江戸時代中期に松屋儀兵衛が近江の国
(現在の滋賀県)より京都に出て、
呉服商を営みはじめたのが始まり。
江戸時代後期には高島屋や大丸と共に
京都の名店としての地位を確立した。
後、松屋七代目・舞鶴正七が西陣の地で
織元として新たに創業。
美しく魅力的な織物を作り続ける事、
世間から必要とされる織物を作り続ける事、
時代の変化に対応した織物を続けていく事を
モットーにものづくりをしている機屋。
主なブランドラインにゴブラン紹巴、
三眠蚕、耀虹螺鈿、琴糸織などの
シリーズがある。
【 西陣織について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1976年2月26日指定)
多品種少量生産が特徴の京都(西陣)で
生産される先染の紋織物の総称。
起源は5〜6世紀にかけて豪族の秦氏が
行っていた養蚕と織物とされ、応仁の乱を期に
大きく発展した。
18世紀初頭の元禄~享保年間に
最盛期を迎えたが、享保15年(1730年)の
大火により職人が離散し大きく衰退。
明治期になりフランスのリヨンよりジャカード織機を
導入した事でこれまで使用されてきた空引機
(高機)では出来なかった幾多の織物が
産み出され量産が可能となった。
織機はおもに綴機、手機、力織機の3種類で
企画・図案から意匠紋紙、糸染、整経、綜絖、
金銀糸、絣加工等多くの工程があり、これらの
一つひとつの工程で熟練した技術者が丹念に
作業を行っている。
西陣織には手の爪をノコギリの歯のように
ギザギザに削って図柄を見ながら織り上げる
「爪掻本綴織」、「経錦(たてにしき)」、
「緯錦(ぬきにしき)」、「緞子(どんす)」、
「朱珍(しゅちん)」、「紹巴(しょうは)」
「風通(ふうつう)」、「綟り織(もじりおり)」、
「本しぼ織」、「ビロード」、「絣織」、「紬」など、
国に指定されているだけでも12種類の品種がある。
「西陣」および「西陣織」は西陣織工業組合の登録商標である。
絹100%(金属糸風繊維除く)
長さ約3.6m(お仕立て上がり時)
西陣織物工業組合証紙No.29 まいづる謹製
おすすめの帯芯:夏用綿芯
お太鼓柄
◆最適な着用時期 盛夏(6月末~9月上旬)
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 結婚式・披露宴へのご参列、式典、初釜、パーティー、お食事会、お付き添いなど
◆あわせる着物 訪問着、御召、付下げ、色無地、格の高い小紋など
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