商品番号:1542114
【 仕入れ担当 田渕より 】
お悩みの多いお着物との帯合わせ。
そんな時はお任せ下さい!
京都室町を中心に年間約5万点の商品と向きあうバイヤー田渕による、
着物+帯のコーデセットをご用意致しました。
今回ご用意したセットは
重要無形文化財指定「宮古上布」。
その類稀なる織物を生み出した宮古島の織物の一つ
「宮古麻織」と、
「経錦」と「羅」の二つにおいて重要無形文化財技術保持者(人間国宝)の認定をうけられた
北村武資氏の羅織の帯でございます。
お着物、帯は単品での販売も行っておりますので
下記の商品番号で検索、またはお問い合わせ頂けますと幸いでございます。
この機会をどうぞお見逃しなく!
【 お色柄 】
≪着物≫
商品番号:1538410
芋麻の心地良いハリの中にも手にしなやかさを感じさせる
しっかりとした織り口。
麻の強いハリともまた少し異なり、
体に沿いながらもすっと心地よい風がとおり抜けるような、すっきりとした風合いです。
お色は鮮やかな海棠色を用いて
ヤシラミ格子が織りだされております。
涼やかな透け感に目を惹く和姿で、ハイグレードな夏の装いを叶えます。
琉球の情緒を感じさせながらもモダンな表情の仕上がり。
民芸的なデザインから現代風な帯まで、さまざまにお楽しみいただけることでしょう。
夏の普段のさりげない装いにこだわりの上質な麻きもの。
まるで風を身にまとうように、肌にさらりとすべる軽い麻の着心地を
お楽しみいただければ幸いでございます。
≪帯≫
商品番号:1531426
通常価格:880.000円税込
サラリと夏姿に涼やかさを添える、清雅な糸使いで綾なされた模様。
清雅な白で織りなされました。
大小の菱模様が美しく織り成された立体感あふれる面持ち。
ここまで上品な美しい羅織物には、なかなか出会うことができないかと存じます。
本当にお手にとって触れてただけないのが残念ですが、
通常の羅に比べわずかに地厚ながらも非常に軽く、
シャリ感のある仕上がりとなっています。
シンプルながらその意匠美、機能美、そして組織美を追求した、
人間国宝が奏でた逸品をお届けいたします。
【 重要無形文化財技術 「羅」について 】
北村武資氏の作品は、いずれも伝統的な織物を構成する要素に変化を加え、
現代の美として甦らせることを意図して生み出されたものです。
国内外に知れ渡る名匠の美技。
「現代に生きる織」を志向し、古代技術の復元に留まらず、
新たな織物美の創出を志すその作風は、国内外で高い評価を得ています。
平安時代以降、歴史上から姿を消し、ようやく大正末期ころから昭和にかけて、
喜田川平朗氏らにより羅組織の復元が試みられるようになりました。
そして羅に魅せられた北村武資氏の手によって復元され、今日に至っております。
羅とは搦み織りの一種で、
太撚の絹糸を使い、振綜(ふるえ)という経糸を自在に動かせる装置を備えた機で織ります。
1本の経糸が左右の経糸と捩れ、
そこに緯糸を通して搦みを固定し網目状の隙間をつくっていきます。
この本物の羅は、決して織機でできないことなどから、西陣でもほとんど作られておりません。
【 北村武資(重要無形文化財保持者)について 】
【 生年・認定年 】
1935年(昭和10年)8月18日生。
1995年(平成7年)重要無形文化財保持者「羅」保持者に認定
2000年(平成12年)重要無形文化財保持者「経錦」保持者に認定
2022年(令和4年)3月31日没 享年86歳
早くに父を亡くし、15歳から西陣の機屋に働きに出て、
そこで基本となる技術を習得、1959年には
初代・龍村平蔵の織の世界を継承する
龍村美術織物に入社。
1960年に京都市北区紫野に小さな機場を借りて
独立後は『織とはなにか』を研究、高度な製織技術を
精力的に探求し、裂の復元や再現、織の技術の発展に
尽力している。
【 略歴 】
1951年 京都西陣で織物業に従事
1962年 法衣金襴制作技術者として独立
1965年 第12回日本伝統工芸展入選
1968年 第15回日本伝統工芸展 NHK会長賞受賞・日本工芸会正会員
1971年 京都国立近代美術館「染織の新世代展」
1983年 「亀甲花葉文経錦」文化庁買上
1987年 「忍冬花文羅」京都府立総合資料館買上
1990年 京都府指定無形文化財保持者「羅」「経錦」認定
MOA美術館岡田茂吉賞工芸部門大賞受賞・日本工芸会理事
1994年 第41回日本伝統工芸展 日本工芸会保持者賞受賞
1995年 重要無形文化財保持者「羅」認定
日本伝統工芸展等の鑑・審査員を歴任[2]
1996年 紫綬褒章受章
2000年 重要無形文化財保持者「経錦」認定
2005年 旭日中綬章受章
2022年 3月31日没 享年86歳
【 宮古麻織について 】
宮古には、「宮古織り」「宮古麻織」「宮古苧麻布」「宮古上布」があります。
生地端に名前が織り込まれますが、それぞれ素材が異なってまいります。
「宮古織り」 → 経糸:木綿 緯糸:ラミー(縞模様中心)
「宮古麻織」 → 経・緯糸:ラミー(縞模様中心)
「宮古苧麻布」 → 経糸:ラミー 緯糸:手績み苧麻糸(ブー)
「宮古上布」 → 経・緯糸:手績み苧麻糸(ブー)100%
上記のように宮古上布は経緯が手績みの苧麻糸ですが、宮古麻織は経緯に苧麻のラミー糸を使用しています。
重要無化文化財の宮古上布とは違いますが、苧麻ならではの、肌に軽い、風が抜ける心地をお楽しみいただけます。
【 宮古上布について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1975年2月17日指定)
文部科学大臣指定重要無形文化財(1978年4月26日指定)
2003年には宮古上布の原料となる苧麻糸の製造技術である
「苧麻糸手績み」が国の選定保存技術に選定された。
沖縄県宮古島市の宮古島で生産される、イラクサ科の
多年草である苧麻(ちょま:標準和名はカラムシ)の
茎の表皮の繊維から作った糸を主原料とする麻織物。
手績みの苧麻糸を経緯に用い、高機で製織される。
風当たりのない陽当たりの良い場所に植え、
有機肥料のみを与えて育てた苧麻を茎の根元からから刈り、
表皮を剥いで表皮の裏側にアワビの貝殻(ミミ貝)を
当ててしごいて繊維のみを採取。
採取した苧麻の繊維(生ブー)を指や爪で細く裂き、
結び目をつくらずに指先で撚りつなぐ手績みによって
経緯の糸を得る。
経糸は2本撚り、緯糸は1本撚りでそれぞれ専門化されており、
撚りつないだ糸は10算(ヨミ)くらいになると(長さにして
6000m)糸車で撚りかけをして仕上げる。
着尺1反分に必要となる糸は50算で、経、緯それぞれ
専門の績み手が1人で績むと半年を要する。
「東の越後、西の宮古」と呼ばれ、日本を代表する
上布である。
宮古上布の発祥は苧麻の原料に染色を施し、長さ11.4m、
幅40cm、19ヨミの綾錆布と呼ばれる細目布で大名縞の
紺細上布であった。
後に、この麻織物と同じ技術で織り上げた織物を
宮古上布と呼び、以後二十数年間琉球王府へ献上された。
大正時代には高機等の大島紬の技術も導入され、
この時代に宮古上布は歴代で最高の技術を誇る。
その生産が第二次世界大戦により一時中断されたものの、
1948年には再開。戦後の生産量は1952年の2064反をピークに
減少を続け、2002年には10反にまで落ちこんだが、2006年には
約20反まで回復した。
現在の宮古上布は年間生産反数約20反で組合員は92名(H21年9月時点)
2000年に宮古織物事業協同組合が新規格を設け、これまでの
十字絣紺上布だけでなく草木染や太い苧麻糸を使った帯地なども
宮古上布に加え、組合において検査を実施し検査証の添付を行っている。
【着物】
麻100%
長さ約13m 内巾39cm (最長裄丈約74cmまで 最長袖巾肩巾37cmまで)
【帯】
絹100%
長さ約3.6m(お仕立て上がり時)
人間国宝・故:北村武資製
◆最適な着用時期 盛夏(6月末~9月上旬)
◆店長おすすめ着用年齢 ご年齢は問いません
◆着用シーン 観劇、音楽鑑賞、お食事、お出かけ、行楽、ご趣味の集まりなど
※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。
お仕立て料金はこちら
特殊地入れ11,000円+麻衿裏6,600円+国内手縫い縫製46,200円(全て税込)
※国内縫製のみの取り扱いとなります。
※背縫いは袋縫い(背伏せなし)となります。
※縫い糸は縮みを考慮し、絹糸ではなくポリエステル糸での縫製となります。
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