商品番号:1541164
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【 仕入れ担当 中村より 】
一目で圧倒されるその存在感に魅了され、仕入れて参りました!
個性的なデザインと染め色で人気の高い前田仁仙氏の手掛けた、
圧巻の意匠を誇る一枚のご紹介でございます。
制作自体が少ないお品ですが、
特に良きお色柄を厳選して仕入れて参りましたのでお見逃しなくお願い致します。
展示会などから比べますと本当にお値打ち。
希少な工芸品を大切にお届けさせていただきます。
洒落たモダン袋帯、染め名古屋帯などに合わせて思い切り仁仙氏の世界観をお楽しみいただくのも素敵ですし、
すっきりとしたお柄の帯で着物とのメリハリを付けた和姿も素敵です。
このムードを…
その着姿に、存分にお楽しみくださいませ。
どうぞお見逃しなきようお願いいたします!
【 お色柄 】
緯糸に節の浮かぶ縞大島は、
シックな青を基調に深い色彩で更紗模様が浮かびます。
流れるような構図でスワトウ刺繍を施し、
その部分の背景だけシックな色彩で染め上げております。
仁仙氏らしい、深みのある配色もムードを感じさせます。
長きにわたる歳月に培われた最高の技術。
その粋をあつめて…絹布の上に華麗に広がる美の世界が広がります。
【 汕頭(スワトウ)刺繍について 】
相良(さがら)、蘇州(そしゅう)に並ぶ
中国三大刺繍のうちの一つ。
中国の広東省東部にある汕頭地方で
受け継がれてきた刺繍技術。
キリスト教の宣教師たちがヨーロッパの感性と
技法を汕頭に伝えたのがはじまりである。
隙間を開けて飾り糸を施すことから「絹の彫刻」
とも呼ばれ、生地を直接はさみで切り、糸を
引き抜くため、失敗が許されず、職人にとって
集中力が求められる刺繍技法。
主に二種類の方法があり、
抽綉(ツオシュウ):織り上がった生地の経糸、
横糸を数本引き、空間を開け飾り糸を通す技法
拉綉(ラシュウ):抽綉と同様に、生地の両サイドに
はさみを入れ、糸を引き抜くが抽綉ほど糸は引かず、
飾り糸を施す段階で空間を広げる技法
いずれも生地が丈夫でなければ行うことができず、
生産数は少ない。
【 前田仁仙について 】
京友禅作家
インド・ジャワの文化、ヨーロッパ諸国の文化等の
影響を受け、独特の色彩感覚で洋服に負けない
オシャレを楽しめる着物をコンセプトに
ドイツから直輸入した含金染料に型紙と
丸刷毛を駆使、透明感のある仁仙独特の
色表現の着物、帯を創作している。
摺り友禅の1箇所染める際の型紙は20枚〜50枚、
反物1反を染める摺り染めの回数は1000回以上を
数えるものもある。
現在は二代・前田仁仙(俊和)が主宰
【 略歴 】
1961年 友禅師・前田仁仙の長男として京都に生まれる
1985年 京都外国語大学卒業後、株式会社小松屋入社
考案室においてデザイン、配色を学ぶ
1990年 株式会社前仁に入社
父に師事する傍ら、友禅のあらゆる染色技法を習得
2001年 株式会社前仁専務取締役に就任
役員として仁仙ブランドの構築に努める
2003年 京都誂友禅工業組合理事に就任
2004年 一級技能検定合格
一級染色技能士を称する古都を認められる
2005年 第52回全国小紋友禅染色競技大会・日本図案家協会賞
2006年 第53回全国小紋友禅染色競技大会・京都織物商業組合賞
京都誂友禅染協議会・近畿経済産業局長賞
2010年 京都誂友禅工業協同組合副理事就任
2012年 全国染色協同組合連合会理事就任
2013年 京都市伝統産業「未来の名匠」認定
絹100%
たち切り身丈178cm 内巾41cm(裄丈78cmまで)
白生地には、特撰縞大島地を使用しております。
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齡は問いません
◆着用シーン カジュアルパーティー、音楽鑑賞、観劇、お食事会、お出かけなど
◆あわせる帯 洒落袋帯、九寸名古屋帯
※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。
お仕立て料金はこちら
解手のし6,050円+※胴裏8,250円~+八掛8,800円+海外手縫い仕立て35,200円(全て税込)
※国内手縫い仕立て+17,600円(税込)
※堅牢染め・本加賀など、染めのしっかりした御着物への抜き紋入れには、
堅牢抜き代4,400円(税込)が必要となります。
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