【24周年セール】 【京の染匠】 特選本手加工友禅小紋着尺 「十薬・灰桜色」 白い追憶… 洒落感たっぷりに粋な着姿。

【　仕入れ担当　更屋より　】
柔らかな佇まい、に魅了されて…

さりげなく個性やこだわりを感じさせてくれる小紋。
気分に合わせて、季節やご予定に合わせて今日の一枚を選ぶ楽しみ…
何枚でも欲しくなってしまいますよね。

この度ご紹介いたしますのは、粋なお柄を込めた一枚。
洒落感の中にも上品な風情をもたらす作品です。

お目に留まられましたら是非ご検討くださいませ。


【　お色柄　】
サラリと軽やかな肌触り。
程よいシボを浮かべる上質な丹後ちりめん地を可憐な灰桜色に染め上なし
お柄には野草として身近なドクダミのお柄が染め表されました。

夏が近づく頃、ふと足元を見下ろすと目にする
身を寄せ合うように咲く小さく白い花「ドクダミ」。

緑が生い茂る中でポツポツと咲いている姿は見慣れていても愛らしく感じ、夏が近いことを知らせてくれます。

ドクダミ（十薬）は陽の当たらない場所でも成長し
古くから薬草として傷の手当などにも使われていたとされ
生命力に由来される意味合いも多い花。

意匠では色彩を抑え、擦れ気味に描かれており
地色に生える粋な雰囲気が洒落感たっぷりな演出をしており
このようなお着物を御召になりましたら、
普段のお出かけもより楽しく、心弾むことでしょう。

地風、お色柄ともに大変素敵な一品。
お手元でご愛用頂けましたら幸いでございます。

【　京友禅について　】
経済産業大臣指定伝統的工芸品（1976年6月2日指定）
京都府知事指定伝統工芸品

京都の伝統工芸品の1つで古来の染色技法を
扇絵師の宮崎友禅斎が大成したもの。
元禄時代に京都で生み出された友禅技法で
日本三大友禅（京友禅、加賀友禅、
江戸（東京）友禅）の1つ。

「糸目糊」という糊を用い、筆で色付けする際に
滲んで色移りすることを防ぐ防染技術が用いられており、
基調の色が決まっておらず、当時の公家や大名好みの
デザインに多彩かつ鮮やかな色合いや金銀箔、刺繍などが
用いられた絢爛豪華、かつひときわ華やかな印象のものが多い。

明治時代には化学染料と糊で色糊を作り
型紙によって友禅模様を写し染める「写し友禅染め」が
友禅染めの中興の祖と称えられる廣瀬治助によって
発明され、「型友禅」として大量生産が可能となった。

量産できるようになった友禅染めは一気に普及し
飛躍的な発展を遂げ、昭和51年6月（1976年）には、
経済産業省指定伝統的工芸品として指定を受け、
現在も世界中から高い評価を得ている。

バイヤー
更屋 景子

090-5664-2255

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