商品番号:1540894
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【 仕入れ担当 更屋より 】
絵画のように、繊細な染味…
穏やかな配色で写実的に表現された意匠の美しさに
心打たれるものがございます。
日が落ちるにつれて浮き上がる優美な景色。
その景色にふと気づき、思わず足を止めてしまったような一枚。
京都の美しさが詰め込まれたような風情を感じます。
どうぞお見逃し無く、美しい染めの世界をご堪能くださいませ。
【 お色柄 】
さらりと滑るような肌触り、仄かにシボを浮かべた特選丹後ちりめん地。
その地に穏やかな深い紅掛花色の空と淡黄色の空が滲み溶け合いゆっくりと日が沈む様を暈し染めにて描き、裾元には葡萄鼠色にて京の町を影絵のように描き表しました。
見るだけでも染料がじわりと生地へと染み込んだのが分かるほど深いお色に、絵画のような美しさを感じます。
繊細な陰影、暈しの表現。
細部に光る、一流ならではの美の感性。
奥ゆかしい女性らしさを一層に引き立てる素敵なお品を、
是非お手元にて存分にお召しくださいませ。
【 京友禅について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1976年6月2日指定)
京都府知事指定伝統工芸品
京都の伝統工芸品の1つで古来の染色技法を
扇絵師の宮崎友禅斎が大成したもの。
元禄時代に京都で生み出された友禅技法で
日本三大友禅(京友禅、加賀友禅、
江戸(東京)友禅)の1つ。
「糸目糊」という糊を用い、筆で色付けする際に
滲んで色移りすることを防ぐ防染技術が用いられており、
基調の色が決まっておらず、当時の公家や大名好みの
デザインに多彩かつ鮮やかな色合いや金銀箔、刺繍などが
用いられた絢爛豪華、かつひときわ華やかな印象のものが多い。
明治時代には化学染料と糊で色糊を作り
型紙によって友禅模様を写し染める「写し友禅染め」が
友禅染めの中興の祖と称えられる廣瀬治助によって
発明され、「型友禅」として大量生産が可能となった。
量産できるようになった友禅染めは一気に普及し
飛躍的な発展を遂げ、昭和51年6月(1976年)には、
経済産業省指定伝統的工芸品として指定を受け、
現在も世界中から高い評価を得ている。
絹100%
たちきり身丈約183cm 内巾約35cm(最大裄丈約66cm 最長袖巾肩巾34cmまで)
白生地には特選丹後ちりめん地を使用しております。
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン パーティー、ご挨拶、 お付き添い、音楽鑑賞、観劇、お食事、お出かけ、趣味のお集まりなど
◆合わせる帯 袋帯、綴れ名古屋帯など
※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。
お仕立て料金はこちら
解湯のし4,180円+※胴裏8,250円~+海外手縫い仕立て35,200円(全て税込)
※国内手縫い仕立て+17,600円(税込)
※堅牢染め・本加賀など、染めのしっかりした御着物への抜き紋入れには、
堅牢抜き代4,400円(税込)が必要となります。
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