商品番号:1540680
(税込)
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【 仕入れ担当 田渕より 】
八丈島で織られる本場黄八丈。
織物ファンの永遠の憧れ…
綾織、まるまなこの技法による黄八丈のご紹介でございます!
生産反数が圧倒的に少なく、さらに織り手さんも年々減少しておりますのでその希少性は言うまでもありません。
本当に希少な着尺でございますので、本来このようにご紹介することはないのですが
証紙無しのお品ということで、破格でのご紹介が叶いました!
ご検討の方はどうぞお見逃しなくお願いいたします!
【 お色柄 】
本品は綾織の中でも市松についで
お見かけする機会のあるまるまなこ。
お色は刈安由来の穏やかな飴狐色を基調として
鳶茶色に黒色を織り混ぜた翁格子の模様が織り出されております。
本当に、惚れぼれとするような深みのある色彩の妙。
見ていて飽きるということがございません。
丹精込め、手間ひまをかけて作られたお品ですから、長い年月を経ても変色することがなく、色の冴えをお楽しみいただけます。
また丁寧な手織りですので、糸に無理がかからず丈夫です。
大切にお召しいただき、末永く受け継いでいただきたい逸品でございます。
【 商品の状態 】
中古品として仕入れて参りましたが良好です。
洗い、仕立て替えに出されたと見られるしつけ糸がついており、
胴裏は新品同様となっております。
【 黄八丈について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1977年10月14日指定)
八丈島に伝わる草木染めの絹織物
その歴史は古く800年以前から納税品として納められ、
八丈島の名は「八丈織」から取られたとも言われる。
現在では後継者が少なく、黄八丈技術保存会が発足され
その技術者の保護にあたっている。
代表格である黄色の黄八丈の他に、黒を主にした
「黒八丈」、樺色を主とした「鳶八丈(とびはちじょう)」
がある。「ふしづけ」や「あくつけ」、「泥つけ」と
呼ばれる染めが特徴的で、糸染めに使う色は八丈刈安
(学名:コブナグサ)の黄、マダミ(学名:タブの木)の樺、
椎の木と泥染めを用いた黒の三色が主だった色で、八丈島の
厳しい自然の中で得られる染料が三色に限られた事に由来する。
製織には地機(じばた)が使われたが、現在はほぼ
高機(たかはた)による製織である。
伝統的な技術・技法
・先染めの平織り又は綾織りとする。
・よこ糸の打ち込みには、手投げ杼(てなげひ)を用いる。
・染色は、手作業による浸染とする。
※この場合において、染料は、コブナグサ、タブノキ又は
シイを原料とする植物性染料とし、媒染剤は木炭又は泥土とする。
他の地方で織られた類似品に米沢八丈、秋田八丈がある。
孤島で織られる着物好きの終着点。
表裏:絹100% (縫製:手縫い)
◆八掛の色:辛子色
※衿裏は引き紐の付いたお仕立てです。
身丈(背より) | 162cm (適応身長167cm~157cm) (4尺2寸8分) |
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裄丈 | 68cm(1尺8寸0分) |
袖巾 | 34.5cm(0尺9寸1分) |
袖丈 | 48.5cm(1尺2寸8分) |
前巾 | 24.5cm(6寸5分) |
後巾 | 30.5cm(8寸1分) |
【裄丈のお直しについて】
概算ではございますが、以下の最長裄丈までお出しできるものと思われます。
≪最長裄丈≫ 現状が最大寸法です。
詳細はお気軽にお問い合わせ下さいませ。
◆最適な着用時期 単衣(5月下旬~6月、9月~10月上旬)
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 音楽鑑賞、観劇、お食事、お出かけ、行楽など
◆あわせる帯 洒落袋帯、名古屋帯
※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。
※仕立てあがった状態で保管されておりますので、たたみシワなどがあることがございます。この点をご了解くださいませ。
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