商品番号:1540230
(税込)
【 仕入れ担当 岡田より 】
墨流しによる不定形なお柄を染め上げた
紬地九寸名古屋帯のご紹介です。
詳細は不明でございましたが、「雅」の
落款がございますので、どこかの工房
または作家さんの創作されたお品かと存じ上げます。
ゆったりとした墨流しに暈し染が
味わい仕上がりで、カジュアルシーンに
重宝いただける事でしょう。
【 お色柄 】
フシ糸の風合い豊かなハリのある紬地を
蓬色に染めあげ、多彩な墨流し染にて、
ムンクの叫びの背景色のような抽象的な
お柄がお太鼓柄であしらわれております。
【 商品の状態 】
着用済のお品として仕入れてまいりましたので
着用シワやたたみジワがございますが、着用時に
気になるような汚れなどはございません。
お手元で現品をご確認の上、存分にご活用くださいませ。
【 墨流し染について 】
平安時代に水の上に墨を浮かべ流した後、
模様を和紙で写し取った「墨流し絵」という
偶発的な絵が発祥。
「墨流し絵」がシルクロードを経てペルシャに伝わり、
マーブル紙に用いられるマーブル技法として発展、
日本に舞い戻ってきた伝統的な技法が墨流し染である。
江戸時代には衰退したが、明治期に八木徳太郎によって
布にも染められるように改良された。
水の上に墨汁を流すと、墨汁が水に溶け込まずに、
水面の流動性の中で模様を描き出すため、唯一無二の
文様となり、同じお柄は一つとしてない。
絹100%
長さ約3.59m(お仕立て上がり)
柄付け:お太鼓柄
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン お稽古、芸術鑑賞、ご友人との気軽なお食事、街歩き など
◆あわせる着物 小紋、織のお着物 など
※仕立て上がった状態で保管されておりましたので、折りたたみシワがついております。この点をご了解くださいませ。
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