商品番号:1540203
(税込)
【仕入れ担当 吉岡より】
独特の存在感と緻密な創作力。
お着物一面に尽くされたスワトウ刺繍の美。
ふっくらとした質感の紬地に、
刺繍と友禅にて繊細なお柄を施した特選紬地訪問着のご紹介です。
お仕立代もかさまず、お手元に届いてすぐにご着用いただけます。
お目に留まりましたら是非ともお見逃しなく!
【色・柄】
程よいハリを備え、節糸の風合いも浮かべた玉糸紬地を
穏やかな茶鼠色を基調として染めて。
お柄には、裂取の構図に細やかな割付模様を込めて
正倉院風の装飾模様が表現されました。
この柄に合わせて透け目のあるスワトウ刺繍や平糸刺繍が施されており、
この刺繍に合わせて、多彩な友禅を重ねた贅沢な工芸品です!
今ではこれほどの刺繍の大作は
ほとんど制作されていないレベルの逸品洒落訪問着です!
【商品の状態】
中古品として仕入れて参りましたが良好です。
洗いに出されたと見られるしつけ糸がついており、
お手元に届いてすぐにお召し頂ける状態でございます。
【汕頭(スワトウ)刺繍について】
相良(さがら)、蘇州(そしゅう)に並ぶ
中国三大刺繍のうちの一つ。
中国の広東省東部にある汕頭地方で
受け継がれてきた刺繍技術。
キリスト教の宣教師たちがヨーロッパの感性と
技法を汕頭に伝えたのがはじまりである。
隙間を開けて飾り糸を施すことから「絹の彫刻」
とも呼ばれ、生地を直接はさみで切り、糸を
引き抜くため、失敗が許されず、職人にとって
集中力が求められる刺繍技法。
主に二種類の方法があり、
抽綉(ツオシュウ):織り上がった生地の経糸、
横糸を数本引き、空間を開け飾り糸を通す技法
拉綉(ラシュウ):抽綉と同様に、生地の両サイドに
はさみを入れ、糸を引き抜くが抽綉ほど糸は引かず、
飾り糸を施す段階で空間を広げる技法
いずれも生地が丈夫でなければ行うことができず、
生産数は少ない。
表裏:絹100% 縫製:手縫い
八掛の色:古代紫色(無地)
身丈(背より) | 159cm (適応身長164cm~154cm) (4尺2寸0分) |
---|---|
裄丈 | 66cm(1尺7寸4分) |
袖巾 | 34cm(0尺9寸0分) |
袖丈 | 51cm(1尺3寸5分) |
前巾 | 23.5cm(6寸2分) |
後巾 | 30.5cm(8寸1分) |
【裄丈のお直しについて】
概算ではございますが、以下の最長裄丈までお出しできるものと思われます。
≪最長裄丈≫ 裄丈69cm(1尺8寸2分) 袖巾34.5cm(9寸1分)
※目視での縫込みの確認による概算となります。詳細はお気軽にお問い合わせ下さいませ。
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン ご友人との軽い会食、芸術鑑賞、観劇、趣味のお集まり など
◆あわせる帯 洒落袋帯、カジュアル向けのデザインの名古屋帯
※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。
※仕立てあがった状態で保管されておりますので、たたみシワなどがあることがございます。この点をご了解くださいませ。
この商品を見た人はこんな商品も見ています