商品番号:1539709
(税込)
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【 仕入れ担当 更屋より 】
華美過ぎない淑やかな華やぎ…
洗練された匠の成せる技とセンスに溢れた、
現代の社交シーンに大変重宝する特選付下げと
西陣『竹内織物』の定番人気商品!
変わらない人気を誇る『比井良木つづれ』袋帯を合わせてご紹介いたします。
お着物としての品格はそのままに、奥ゆかしく装うコーディネート。
お目に留まりましたらどうぞご覧下さいませ。
【 お色柄 】
≪着物≫
しっとりと女性らしいまろみのある枯草色の絹布。
お柄には小付けの裂取模様をはんなりと浮かべました。
たおやかな風情のあるお柄の配置や彩色。
お柄に寄り添うような金駒刺繍は華やかなアクセントとして
品よく煌めいております。
≪帯≫
様々に改良を加えて創作されております。
従来の六通袋帯は、お太鼓のお柄をうまく出すことができても、
前帯部分が横向きになったり、中心がずれてしまったり、諸々の問題点がございました。
こちらの「比井良木帯」は前帯部分のお柄を別にして織ってあります。
前姿、両側面に美しく出たお柄が二重太鼓にぴったりと調和して
豪華に、かつすっきりとした佇まいをご満喫いただけます。
お色は上品な白糸をベースに。
帯全体に清雅な風情を演出しております。
その砂子地に、ふんわりと浮かび上がる流水道長の意匠。
また裏地には砂子のつづれ地に、
さりげない箔散らしだけをあしらったお柄行。
その巧みな箔糸使い、唯一無二の美匠には、息をのむようです。
正統派の意匠で、飽きも来ず奥深く感じる豊かさ。
留袖、色留袖、訪問着、付下げ、色無地など、様々なお席に重宝するひと品です。
おきもののお色柄を選ばないこういったお品は、
一本もっておかれますとお心も強く感じていただけることでしょう。
【 商品の状態 】
中古品として仕入れて参りましたが良好です。
お手元に届いてすぐにお召しいただける状態でございます。
【 西陣織について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1976年2月26日指定)
多品種少量生産が特徴の京都(西陣)で
生産される先染の紋織物の総称。
起源は5〜6世紀にかけて豪族の秦氏が
行っていた養蚕と織物とされ、応仁の乱を期に
大きく発展した。
18世紀初頭の元禄~享保年間に
最盛期を迎えたが、享保15年(1730年)の
大火により職人が離散し大きく衰退。
明治期になりフランスのリヨンよりジャカード織機を
導入した事でこれまで使用されてきた空引機
(高機)では出来なかった幾多の織物が
産み出され量産が可能となった。
織機はおもに綴機、手機、力織機の3種類で
企画・図案から意匠紋紙、糸染、整経、綜絖、
金銀糸、絣加工等多くの工程があり、これらの
一つひとつの工程で熟練した技術者が丹念に
作業を行っている。
西陣織には手の爪をノコギリの歯のように
ギザギザに削って図柄を見ながら織り上げる
「爪掻本綴織」、「経錦(たてにしき)」、
「緯錦(ぬきにしき)」、「緞子(どんす)」、
「朱珍(しゅちん)」、「紹巴(しょうは)」
「風通(ふうつう)」、「綟り織(もじりおり)」、
「本しぼ織」、「ビロード」、「絣織」、「紬」など、
国に指定されているだけでも12種類の品種がある。
「西陣」および「西陣織」は西陣織工業組合の登録商標である。
【 京友禅について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1976年6月2日指定)
京都府知事指定伝統工芸品
京都の伝統工芸品の1つで古来の染色技法を
扇絵師の宮崎友禅斎が大成したもの。
元禄時代に京都で生み出された友禅技法で
日本三大友禅(京友禅、加賀友禅、
江戸(東京)友禅)の1つ。
「糸目糊」という糊を用い、筆で色付けする際に
滲んで色移りすることを防ぐ防染技術が用いられており、
基調の色が決まっておらず、当時の公家や大名好みの
デザインに多彩かつ鮮やかな色合いや金銀箔、刺繍などが
用いられた絢爛豪華、かつひときわ華やかな印象のものが多い。
明治時代には化学染料と糊で色糊を作り
型紙によって友禅模様を写し染める「写し友禅染め」が
友禅染めの中興の祖と称えられる廣瀬治助によって
発明され、「型友禅」として大量生産が可能となった。
量産できるようになった友禅染めは一気に普及し
飛躍的な発展を遂げ、昭和51年6月(1976年)には、
経済産業省指定伝統的工芸品として指定を受け、
現在も世界中から高い評価を得ている。
【着物】
表裏:絹100% (縫製:手縫い)
◆八掛の色:黄土色
【帯】
絹100%(金属糸風繊維除く)
長さ約4.3m
耳の縫製:かがり縫い
六通柄
身丈(背より) | 155cm (適応身長160cm~150cm) (4尺0寸9分) |
---|---|
裄丈 | 67cm(1尺7寸7分) |
袖巾 | 34cm(0尺9寸0分) |
袖丈 | 48.5cm(1尺2寸8分) |
前巾 | 26cm(6寸9分) |
後巾 | 31.5cm(8寸3分) |
【裄丈のお直しについて】
概算ではございますが、以下の最長裄丈までお出しできるものと思われます。
≪最長裄丈≫ 裄丈68cm(1尺8寸0分) 袖巾35cm(9寸2分)
※目視での縫込みの確認による概算となります。詳細はお気軽にお問い合わせ下さいませ。
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 結婚式・披露宴へのご参列、式典、初釜、パーティー、お食事会、お付き添いなど
※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。
※仕立てあがった状態で保管されておりますので、たたみシワなどがあることがございます。この点をご了解くださいませ。
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