商品番号:1539596
(税込)
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【 仕入れ担当 渡辺より 】
西陣織の祖・名門【 紋屋井関 】より類まれなる
織の技術をご堪能いただけるお品のご紹介です。
力強い唐織と古典的な鮮やかな色使いで織り上げられた
御寮織の逸品でございます。
能衣と題のあるように、遠目にも目を引く
立体的で華やかさと重厚さの感じられる織り味が特徴でございます。
お振袖から色留袖、訪問着、色無地など、
華やかな装いに併せて式典やパーティー、ご観劇などのシーンに御召しいただけます。
【 お色柄 】
ハリのある金色の絹地。
重厚感がありながら軽やかな織は、
細く繊細な糸をしっかりと打ち込んで仕上げられております。
お柄には気品漂う箔糸使いと、鮮やかな古典の彩りで
ふっくらとした陰影感をまとった華やかな唐織のお柄をあしらいました。
細緻に織り上げられた、秋草と藤の文様が重厚な格式を演出しております。
【 商品の状態 】
着用済のお品として仕入れてまいりましたが、
僅かに着用跡、たたみジワがある程度で、
すぐにお使いいただける状態でございます。
お手元で現品をご確認の上、存分にご活用くださいませ。
【 紋屋井関について 】
西陣織工業組合所属
西陣織工業組合証紙はNo.1318※
※1953年の西陣織の証紙制度登録参加時点では
証紙番号はNo.1。当時の登録名は「井関」。
(当時の組合加盟社の中の38社が証紙登録開始)
番号は、当時参加した織屋の名前・いろは順で
決定されていた。
室町時代から500年以上続く日本の中で一番古い
歴史を持つ機屋。
四代昌庵が岡本尊行に紋織技術を伝授し、
西陣織が始まったとされることより、
「西陣織の始祖」「紋織の祖」とも呼ばれる。
現在は十九代当主。
1555年(元治元年)初代井関宗麟が日本で初めて
空引機を考案し、高級な紋織物国産化を完成させた。
公家や将軍・大名たちの装束を織る「御寮織物司」として、
宮廷文化を彩る逸品を織り続けた井関家には
「桐竹鳳凰麒麟文」を筆頭におびただしいほどの
古代裂が残されており、今日のものづくりの
礎となっている。
また、素材として絹糸は「宮糸」と呼ばれ、禁裏装束のみに
用いられた幻の糸(現在の14中生糸、極細で特に光沢性と
弾力性に優れている)を使用、金糸・箔はすべて本金・
本プラチナ・本焼銀を使用している。
絹100%・金属糸風繊維除く
長さ約4.47m(お仕立て上がり)
柄付け:六通柄
耳の縫製:かがり縫い
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン ご結婚式・式典へのご参列、パーティー、観劇 など
◆あわせる着物 振袖、色留袖、訪問着、付下、紋付き色無地 など
※仕立て上がった状態で保管されておりましたので、折りたたみシワが付いております。この点をご了解くださいませ。