商品番号:1539545
(税込)
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【 仕入れ担当 田渕より 】
リユース品をメインとする卸問屋の本決算!
年間約3万点のリユース品と向きあう、
私バイヤー田渕が厳選に厳選を重ね、
お着物通にもご満足頂ける、お仕立て上がりの着物・帯のコーディネートセットをご用意致しました!
数ある中から状態、寸法、お色柄、
そして価格にとことん拘りました!
今回ご用意したセットは布地自身がそよ風と一体化するかのような、
ひんやりと繊細な、琉球王府の夏の美しき絹衣。
通常の花織よりも流通量が少ない希少品、
首里の花倉織の逸品と、
草木染め、手織でしかなしえない、素朴な美しさが魅力の、
藤山千春氏による吉野間道でございます。
お着物、帯は単品での販売も行っておりますので
下記の商品番号で検索、またはお問い合わせ頂けますと幸いでございます。
この機会をどうぞお見逃しなく!
【 お色柄 】
≪着物≫
商品番号:1538575
通常価格:298.000円税込
ふうわりとほのかな光沢をはらむ…藤色を基調とした地。
実に繊細な表情で透かし織りがあらわされて…
透明感のあるスタイリッシュな着姿を演出する、
さりげなくも美しいひと品に仕上がりました。
さすがは暑い土地のお召しものだけあって、
目にも肌にも、最高の着心地を楽しませてくれます。
高度な技を要する、珠玉の織。
着ているのを忘れてしまうほどの、軽やかな仕上がり。
なぜここまでに私たちの心を揺さぶるのか…
その答えは、皆様にみつけていただければと願っております。
心を込めて、お届けさせていただきます。
≪帯≫
商品番号:1531736
通常価格:498.000円税込
しなやかでハリを感じさせる帯地は、
上品な絹の光沢を放つ、ごく淡い白茶色。
味わいを醸し出す美しい地です。
その地に、白鼠色の霞をかけて経緯の畦で織りなされた吉野格子の意匠。
柳色、黄土色の彩りが風情ある表情を放ちます。
草木染めにて本当に品よく、
それでいて自然の生命力を感じ、
温かみのあるお色であらわされております。
袷・単衣に存分に、本物の吉野間道の魅力を堪能ください。
【 商品の状態 】
着物、帯共に中古品として仕入れて参りましたが良好です。
お手元に届いてすぐにお召しいただける状態でございます。
【 花倉織について 】
もともと花倉織は、琉球の王家専用の、格式を誇る夏衣でした。
花のかたちを浮かびあがらせるとともに…
部分的に糸の密度を変えることで、
生地に透け感を演出するのがその特徴です。
実に高度な技を要する織りもの。
この絽目を織り上げる為にどれだけの手間が掛けられておりますかというと、
糸の本数は同じなのに絽目を出すということは、
この透かし織り部分の糸を圧縮し、二本の糸を一本にし、
そして均一に力をかけて織り上げて…
織り手の技と、首里花倉織だけが持つ独特の尊さ、気高さ、美しさ。
ここまでの、類まれなお色使いの作品には本当になかなか出会えないものです。
【 藤山千春について 】
染織作家
品川区伝統工芸保存会会員
母方の親戚が八丈島で機織りの仕事をしており、
幼少の頃より織物は身近な存在であった。
18歳で東京の女子美術大学工芸科に進学。
主席で卒業後、後に女子美術大学学長を務める
染織家・柳悦孝(やなぎよしたか)の元に2年間師事。
柳悦孝の元で染織技法やデザイン案についての
ノウハウを学び、独立。
柳の元で吉野間道に出会い、独自の感性を磨き
芸術性の高い吉野間道を創作している。
自宅の庭で育てた草木や八丈の親戚に送ってもらう
島の植物を用いた草木由来の染料で表現する絶妙な
グラデーションと今までの着物にない鮮やかな
色の組み合わせが作品の特徴。
【 経歴 】
1944年 東京都品川区生まれ
幼少の頃より母方の実家の八丈島で織物に触れて育つ
1968年 女子美術大学付属高校卒業
1971年 女子美術大学工芸科卒業
1975年 柳 悦孝先生(後の女子美術大学学長)に師事
1978年 品川区大井町(現在の作業場)で染織業を始める
国画展、日本伝統工芸展に出展
【 首里織について 】
経済大臣指定伝統的工芸品指定(1983年4月27日指定)
「首里の織物」として沖縄県の重要無形文化財にも
指定を受けている。
※1998年に重要無形文化財に指定されたが、
2022年3月に保持者・宮平初子の死去により
指定が解除、2023年に改めて再指定された
琉球王国の城下町として栄えた首里の地で
織り継がれてきた絣織物と紋織物の総称。
分業せずに全工程を手作業で一貫して生産する
少量多品種の形態を取っている。
首里花織(ハナウイ)・道屯(ロートン)織、
花倉織、ムルドゥッチリ、手縞(てじま)、
煮綛(ニーガシ)芭蕉、花織手巾(ティサジ)
がある。
特に花倉織と道屯織は、首里王府の城下町として
栄えた首里のみで織られる王族や貴族専用の織物で、
花倉織は先染め紋織物、黄地、水地、紺地などの
無地や濃淡の配色が主流。
道屯織は琉球王朝時代には男性衣として用いられたが、
現在では着尺帯や小物類に使用されている。
【着物】
表裏:絹100% (縫製:手縫い)
※居敷当無し、背伏せ付き
高島屋扱い品
【帯】
絹100%
長さ約3.7m
お太鼓柄
身丈(背より) | 160cm (適応身長165cm~155cm) (4尺2寸2分) |
---|---|
裄丈 | 66.5cm(1尺7寸6分) |
袖巾 | 34cm(0尺9寸0分) |
袖丈 | 49cm(1尺2寸9分) |
前巾 | 25.5cm(6寸7分) |
後巾 | 30.5cm(8寸1分) |
【裄丈のお直しについて】
概算ではございますが、以下の最長裄丈までお出しできるものと思われます。
≪最長裄丈≫ 裄丈67.5cm(1尺7寸8分) 袖巾34cm(9寸0分)
※目視での縫込みの確認による概算となります。詳細はお気軽にお問い合わせ下さいませ。
◆最適な着用時期 単衣(5月下旬~6月、9月~10月上旬)
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン カジュアルパーティー、芸術鑑賞、観劇、お出かけ、お食事など
※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。
※仕立てあがった状態で保管されておりますので、たたみシワなどがあることがございます。この点をご了解くださいませ。
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