商品番号:1538478
(税込)
【仕入れ担当 竹中より】
細緻な意匠美、確かな技術で織り上げられた独特のその風情…
人を惹きつけるそのおりくち、後姿に魅せるこだわり。
とっても素敵なお柄、お茶席にもおすすめのデザインの お品となっております!
京都、きぬかけの路―
洛西・衣笠山の山裾の仁和寺、龍安寺から金閣寺あたりは
通称「きぬかけの路」とよばれております。
春は桜、秋は紅葉と…風光明媚な地。
その場所に「織悦」はございます。
「織悦」とは、創業者である高尾菊次郎氏が、桃山時代の芸術家、
本阿弥光悦を好み心酔した事と、織物作り一途の悦びの心境から
名づけられたのだそう。
図案家の手を借りない高尾菊次郎氏は、確かな審美眼を養うため、
正倉院に収まるシルクロードの美を初めとして、名物裂や琳派、
中近東やヨーロッパ、インカなどの古代裂と幅広く自らの中に吸収し、
画家や陶芸家との交流を通じて美に対する感性を磨いた、現代の西陣織の
第一人者です。
その研究と知識、精神は、織悦のものづくりすべてに生かされて…
また、あの桝屋高尾の高尾弘氏も師事されたそうでございます。
本品は一度お客様の元にわたり未仕立てで保管されていたものを
買いとらさせていただいた二次流通品です
【お色柄】
今回ご紹介いたしますのは、「松皮摺箔彩松」と名づけられた一品。
しなやかな紫グレーの地に、いぶしたような金の箔糸、淡く色づく優美ないろどり
であらわされる 松皮菱に配された松の意匠美
本当にお手にとって触れていただけないのが残念なほどの仕上がり。
通常の織帯とは次元の違う重厚感のある風合い。
密なうちこみによって、斜め方向の伸縮性も高く、
ギュッと締めやすさも格別に仕上がっております。
着物の美しさをさらに引き出すだけでなく、個性、
風格を感じさせる仕上がりとなっております。
訪問着、色無地、付下げ、また牛首や結城などの
力を感じさせる織のお着物とのコーディネートで!
お手元でご愛用いただけましたら幸いでございます!
【 織悦について 】
西陣織工業組合所属
西陣織工業組合証紙はNo.503
1922(大正11)年創業
初代高尾菊次郎が好み心酔した本阿弥光悦と
織物作り一途の悦びの心境を評し、商号として
「織悦」と名付けた。
昭和初期にアップリケ、刺繍、ゴブラン式モール織、
両面織、梨地絽、本羅等の10数件の特許を取得するも、
奇をてらわず、いかなる時も使い手に喜ばれる物づくりに徹し、
琳派・正倉院文様・中近東・中南米などの文様を
巧みに取り入れ、菊次郎氏から引き継がれた
卓越した感性と独特の色使いの帯を製作、
国内外問わず高い評価を得ている。
絹100% 金銀糸のぞく 長さ4.44m
西陣織工業組合証紙No.964 織悦謹製逸品
本袋 全通
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 50代~
◆着用シーン 茶席 お付き添い、およばれ 、音楽鑑賞など
◆あわせる着物 訪問着、付下げ、色無地 お召し
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