商品番号:1538194
(税込)
【 仕入れ担当 竹中より 】
博多織の織元【 井上絹織 】より、
定番の献上紋柄を織り上げた
博多織の八寸名古屋帯のご紹介です。
キリリ、粋な表情!
この機会をお見逃しなく!
【 商品の状態 】
着用済のお品として仕入れてまいりましたので
締め跡やたたみジワがございます。
結んだ際に気になるような汚れはございません。
お手元で現品をご確認の上、存分にご活用くださいませ。
【 お色柄 】
大人の粋な和姿に、シンプルかつ使い勝手良し。
長く愛されるには理由があります。
博多織と西陣織の大きな違いは、
西陣は緯糸で柄を出すのに対して、博多は経糸で柄を出すこと。
それによって締める方向にかかる力が伝わりやすく、
締めやすく緩みにくいのが特徴です。
献上のいわれは、江戸時代、黒田長政が筑前藩主となり
幕府への献上品として博多織を選んだ際、
「独鈷」「華皿浮け柄」といわれていたものが、
それ以来「献上」と呼称されるようになりました。
しなやかで、ハリのあるオフホワイト色の地に
シンプルな献上紋を織りなしました。
白、鉄御納戸、黄土色の彩りが洗練された印象。
艶やかに、細緻に織り出されております。
モダンなお柄に色使いで洒落感たっぷりに装って。
まさに、大人の装いに相応しい小粋さを演出する一本でございます。
袷から単衣までお使い頂けて、カジュアルシーンに大変重宝。
浴衣と合わせたコーディネートも素敵ですよね。
締め心地抜群のひと品を、お届けいたします!
ぜひ、お手元でご愛用頂けましたら幸いです。
≪ 柄の意味 ≫
親子縞:太い縞が細い縞を挟むように配された縞
「親が子を守る」という意味を持つ
独鈷:煩悩を打ち砕くとされる仏具・法器
孝行縞:細い縞が太い縞を挟むように配された縞
「子が親を慕う」という意味を持つ
華皿:仏の供養の際散布する花を入れる皿を組み合わせる。
【 博多織について 】
経済大臣指定伝統的工芸品(1976年6月14日指定)
鎌倉時代、中国(南宋)へ渡った商人の
満田弥三右衛門が考案し、その子孫が改良工夫して
博多に広めたとされる。
博多織による帯を筑前黒田藩の初代藩主・黒田長政が
江戸時代に幕府に献上したことで広く認知された。
これによりその図柄には献上柄と名がついた。
現在の博多織の献上柄には厄除け、子孫繁栄、
家内安全の願いが込められている。
1本の帯を作るのに7000~15000本もの経糸を使うため
柔らかくてコシのある地風である。
糸の密度が高いので締める時にキュッキュッという
「絹鳴り」と呼ばれる独特の音色がする。
絹100%
長さ約3.65m
柄付け:全通柄
【 付属証紙 】
博多織工業組合の証紙
製織:井上絹織
◆最適な着用時期 9月の単衣から翌6月までの単衣、袷(あわせ)の時期
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン お稽古、ご友人との気軽なお食事、街歩き など
◆あわせる着物 小紋、織のお着物、浴衣 など
※仕立て上がった状態で保管されておりましたので、折りたたみシワがついております。この点をご了解くださいませ。
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