商品番号:1538156
(税込)
【 仕入れ担当 中村より 】
古典踏襲しながらも新しく。
専門店向けに丁寧なものづくりをすることで知られる今堀商店さんより
正統派古典をご堪能いただける本手描京友禅九寸帯のご紹介です。
まず他にはないこの佇まいをご覧いただきたく思います。
この風雅…この奥行き。
しっとりと香りたつのは、極上の気品。
今まで染帯のご紹介はございませんでした。
どうぞこの機会をお見逃しなきようお願いいたします。
【 色・柄 】
手描友禅の染めの緻密な仕事が施された特選染帯。
五泉練の駒塩瀬地は染料の染付きも良い、上質な絹地。
地色は上品な桜色を基調にして。
真糊糸目によって描き出された、霞に松柳の意匠。
この一条に込められたいくつもの技法。
これこそまさに老舗京友禅の成せる美技。
塩瀬の中で最高クラスのものとおわかりいただけるでしょう。
もちろん、すべて職人さんが手作業で制作されたお品です。
付下げから色無地、江戸小紋、紬、御召など、カジュアルな装いの中にも
一際存在感あるとっておきのひと品としておすすめ致します。
【 今堀商店について 】
京の上等ものやさん「今堀商店」。
一般にあまり名前は通っていないかもしれませんが、
少ない人数で昔ながらの手染めにこだわり、
専門店向けの逸品ばかりを創作されている染元です。
正統派に忠実に。真面目に、心を込めて。
本当に丁寧なものづくりをなされる染め屋さんです。
おのずとその創作点数はかなり限定されてまいります。
銀座の専門店などで本当に審美眼に優れたお方に
さりげなく提案されるような逸品きものばかりを創作されております。
【 京友禅について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1976年6月2日指定)
京都府知事指定伝統工芸品
京都の伝統工芸品の1つで古来の染色技法を
扇絵師の宮崎友禅斎が大成したもの。
元禄時代に京都で生み出された友禅技法で
日本三大友禅(京友禅、加賀友禅、
江戸(東京)友禅)の1つ。
「糸目糊」という糊を用い、筆で色付けする際に
滲んで色移りすることを防ぐ防染技術が用いられており、
基調の色が決まっておらず、当時の公家や大名好みの
デザインに多彩かつ鮮やかな色合いや金銀箔、刺繍などが
用いられた絢爛豪華、かつひときわ華やかな印象のものが多い。
明治時代には化学染料と糊で色糊を作り
型紙によって友禅模様を写し染める「写し友禅染め」が
友禅染めの中興の祖と称えられる廣瀬治助によって
発明され、「型友禅」として大量生産が可能となった。
量産できるようになった友禅染めは一気に普及し
飛躍的な発展を遂げ、昭和51年6月(1976年)には、
経済産業省指定伝統的工芸品として指定を受け、
現在も世界中から高い評価を得ている。
絹100% 長さ3.6~3.7m(お仕立て上がり時)
白生地には五泉練の駒塩瀬地を使用しております。
おすすめ帯芯:突起毛綿芯
お太鼓柄
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません。
◆着用シーン お食事会、カジュアルなパーティー、観劇、コンサートなど。
◆あわせる着物 付下げ、色無地、小紋、御召、紬
★名古屋仕立て(税込10,450円※綿芯「突起毛芯」代含む)
胴に巻く部分から手先までを半分に折って縫製された仕立て方です。
お着付けの際に半分に折る必要がないので、楽に着付けることが出来ます。
★開き仕立て(税込13,750円※綿芯「突起毛芯」代含む)
半分に折らずに帯地と帯芯をかがって仕立てます。
胴回りをご自身の好きな巾で結ぶことができます。
★松葉仕立て(税込13,750円※綿芯「突起毛芯」代含む)
手先の部分だけを半分に折って縫製された仕立て方です。
胴回りは折らずに仕立ててあるのでご自身の好きな巾に調節することができ、
かつ手先は半分に折っているので楽に着付けをすることが出来ます。
※開き仕立てと松葉仕立ては縫製の関係上帯芯が見える状態です。
着用時には見えませんので問題はございませんが、気になる方は+1,650円で裏地を付けることもできます。
ご希望の方は、「モス裏地付き」のお仕立てをお申し込み下さい。
この商品を見た人はこんな商品も見ています