商品番号:1538121
【 仕入れ担当 田渕より 】
老舗の中でも、通の方から絶大的な支持を受ける、
「本物」を創作し続けておられる梅垣織物。
普段ご紹介させていただいているタイプよりぐっとランク上の、
美しい引箔地の惚れ惚れするような、至極の逸品袋帯が入荷いたしました。
西陣の名門梅垣織物による、極上のひと品。
そこここに出回っているようなものとは、
帯自身から醸し出される風格が異なります。
このクラスのお品は、滅多と仕入れもできませんが、
この度は問屋さんの長期在庫品として破格にて仕入れが叶いました。
まずはじっくりと、その表情をご覧いただきたく思います。
【 お色柄 】
銘『 地紙道長文 』
悠久不変の古典意匠…風趣なムードにて表現したお品。
ほのかに上品に艶めきを放つ銀の箔地には、
波濤を背景に唐花や草花などを込めた道長文と、
その上を浮かぶ、七宝や蜀江、菱などを込めた地紙が織り成されております。
このようなお品を身に着けるということ…
なんと贅沢な楽しみでしょう。
もちろんのこと、多く織り上げられているお品ではございません。
次世代へと受け継いでゆくのにふさわしいひと品。
気品を極めた最高に贅沢な装いに、必ずやご満足いただけることと存じます。
老舗梅垣のこだわりを、存分にご照覧くださいませ。
【 梅垣織物について 】
西陣織工業組合所属
西陣織工業組合証紙はNo.442
1961年(昭和35年)創業
西陣の帯問屋からも「ええもん屋」と言われる
西陣織の名門機屋。
絵画、陶芸、漆芸といった古今の優れた
美術工芸品を織で表現することにこだわり、
糸の動きを計算しつくすことで上質かつ
洗練された帯を製作している。
現代の着物文化に沿う先進的な創作にも意欲的で、
その作品はプロのみならず、多くのきものファンから
多大なる評価を得ている。
【 西陣織について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1976年2月26日指定)
多品種少量生産が特徴の京都(西陣)で
生産される先染の紋織物の総称。
起源は5〜6世紀にかけて豪族の秦氏が
行っていた養蚕と織物とされ、応仁の乱を期に
大きく発展した。
18世紀初頭の元禄~享保年間に
最盛期を迎えたが、享保15年(1730年)の
大火により職人が離散し大きく衰退。
明治期になりフランスのリヨンよりジャカード織機を
導入した事でこれまで使用されてきた空引機
(高機)では出来なかった幾多の織物が
産み出され量産が可能となった。
織機はおもに綴機、手機、力織機の3種類で
企画・図案から意匠紋紙、糸染、整経、綜絖、
金銀糸、絣加工等多くの工程があり、これらの
一つひとつの工程で熟練した技術者が丹念に
作業を行っている。
西陣織には手の爪をノコギリの歯のように
ギザギザに削って図柄を見ながら織り上げる
「爪掻本綴織」、「経錦(たてにしき)」、
「緯錦(ぬきにしき)」、「緞子(どんす)」、
「朱珍(しゅちん)」、「紹巴(しょうは)」
「風通(ふうつう)」、「綟り織(もじりおり)」、
「本しぼ織」、「ビロード」、「絣織」、「紬」など、
国に指定されているだけでも12種類の品種がある。
「西陣」および「西陣織」は西陣織工業組合の登録商標である。
絹100%(金属糸風繊維以外)
長さ約4.35m(お仕立て上がり時)
西陣織工業組合証紙No442 梅垣織物謹製
おすすめの帯芯:綿芯「松」
耳の縫製:かがり縫い
お太鼓柄
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 結婚式・披露宴へのご参列、式典、パーティー、お食事会など
◆あわせる着物 黒留袖、色留袖、訪問着、付下げ、色無地など
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