商品番号:1537830
【 仕入れ担当 田渕より 】
織におきましては、紛れもなき手織り。
名門、浅田綴より…
本当にご紹介の少なくなった、純国産西陣綴れの逸品をご紹介致します。
もちろんのこと数あるお品ではございません。
京都でも、まったくと言っていいほど在庫が皆無な状態。
名門が生み出した新しい綴れの形を、
是非お手元にてご堪能頂きたく思います。
【 お色柄 】
帯地は、まろやかな灰梅色。
その地には異国情緒漂う華更紗のお柄ゆきが一面に織りあらわされ、
全通柄ですので、お柄も出しやすく重宝いたします。
経糸を黒にすることで穴が空いているような意匠の錯覚を起こさせ、
今までになかった綴れ織りの印象を与えております。
しなやかで、緩まない。
帯地が息をするとよく謳われますが、その通り。
一本でもお持ちのお方でしたらよくご存知かと思いますが、
帯を腹に添うように巻くだけで緩むことはございません。
【 爪掻本綴帯織元 西陣浅田綴について 】
西陣織工業組合所属
西陣織工業組合証紙はNo.345
1844年(天保四年)創業
1954年(昭和29年)設立
創業者 初代・浅田勢為
西陣の爪掻本綴帯の織元
【 西陣織について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1976年2月26日指定)
多品種少量生産が特徴の京都(西陣)で
生産される先染の紋織物の総称。
起源は5〜6世紀にかけて豪族の秦氏が
行っていた養蚕と織物とされ、応仁の乱を期に
大きく発展した。
18世紀初頭の元禄~享保年間に
最盛期を迎えたが、享保15年(1730年)の
大火により職人が離散し大きく衰退。
明治期になりフランスのリヨンよりジャカード織機を
導入した事でこれまで使用されてきた空引機
(高機)では出来なかった幾多の織物が
産み出され量産が可能となった。
織機はおもに綴機、手機、力織機の3種類で
企画・図案から意匠紋紙、糸染、整経、綜絖、
金銀糸、絣加工等多くの工程があり、これらの
一つひとつの工程で熟練した技術者が丹念に
作業を行っている。
西陣織には手の爪をノコギリの歯のように
ギザギザに削って図柄を見ながら織り上げる
「爪掻本綴織」、「経錦(たてにしき)」、
「緯錦(ぬきにしき)」、「緞子(どんす)」、
「朱珍(しゅちん)」、「紹巴(しょうは)」
「風通(ふうつう)」、「綟り織(もじりおり)」、
「本しぼ織」、「ビロード」、「絣織」、「紬」など、
国に指定されているだけでも12種類の品種がある。
「西陣」および「西陣織」は西陣織工業組合の登録商標である。
絹100%
長さ約3.6m(お仕立て上がり時)
西陣織工業組合証紙No.345 浅田綴謹製
全通柄
◆最適な着用時期 袷・単衣 <盛夏以外(6月末~9月上旬以外)>
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません。
◆着用シーン パーティー、音楽鑑賞、観劇、お食事、お付き添い、お茶会、ご趣味の集まりなど
◆あわせる着物 付下げ、色無地、小紋など
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