商品番号:1537453
(税込)
味わい深い和姿。
稽古事にも重宝いただけそうな素敵な塩瀬生地に京友禅の美技…
弐代目・上野為二氏の染めが施された、手描き京友禅九寸帯のご紹介です!
【仕入れ担当 吉岡より】
シックな地色に映える、瑞々しい彩りの古典美に惹かれ
仕入れて参りました!
京友禅の人間国宝第一認定・初代上野為二氏の技と美を受け継ぐ…
弐代目・為二の手によるお品です。
初代上野為二氏のお品は、遺作ともなりますと本当に値がつけられなくなります。
その技と美を伝承された弐代目のお品ですので、
ぜひとも上野家ファンの方におすすめしたいと思います。
【色・柄】
今回ご紹介いたしますのは四世代に渡り伝承された人間国宝の技と美です。
白生地に用いましたのは、ふっくらとシボ感のあるちりめん地。
この地に、洗練された京友禅の世界をそっと込めたお品です。
地色はシックな紺鼠色を基調として
意匠には、河川にかかる橋梁とともに上野家伝統の「松」の柄を描きました。
細やかで存在感のある面持ちに仕上がっており、
無地感のお着物にも、お柄の多いお着物にも、
メリハリをもたせて素敵にお召しいただけます。
付下げや色無地、小紋、御召などと合わせて、
個性溢れるコーディネートをお楽しみ下さいませ。
是非この機会に、こだわりの一条を…
どうぞお見逃しなく!
【商品の状態】
中古品として仕入れて参りましたが良好です。
お手元に届いてすぐにお召し頂ける状態でございます。
【 弐代目上野為二(四代目上野眞)について 】
京友禅作家
京友禅の名門・上野家の四代目
※1955年に始まった重要無形文化財及び保持者の
認定で、最初に認定をうけた友禅の人間国宝
初代・上野為二を祖父に持つ。
初代上野為二は古代加賀の研究を元に
京友禅に加賀友禅の趣きを加えた技法を生み出し
日本画と洋画双方の技術を学ぶことで絵画的
テーマと表現を深めた。
上野家のお家芸は繊細な糸目と独特の配色で
表現された茶屋辻や御所解模様で、初代上野為二が
残した松の図案は「上野家の松」として有名。
その作風を引き継ぎ、二代目・上野為二は
古代加賀の柄行を現代調にアレンジした作品を
制作している。
※1955年同時認定を受けた人間国宝は
加賀友禅 木村雨山
京友禅 田畑喜八
【 経歴 】
1957年 京都生まれ
1980年 学卒後、京友禅の染匠高橋啓に入門
1983年 上野を継いで先代職人たちと共に研鑽に励む
2003年 弐代上野為二を襲名。
■上野家初代 上野清江(明治4年~昭和18年)
絵画をよくし、茶人で俳句や和歌にも精通。
■上野家二代 上野為二 (明治34年~昭和35年)
重要無形文化財保持者・人間国宝
古典衣裳を模写し、自己の美学で再構築、
新しい友禅の形式美を築く。
昭和13年、友禅の世界で初めて
重要無形文化財保持者に認定を受ける。
■上野家三代 上野忠夫(昭和6年~昭和52年)
現在の上野工房ビルを建築
■上野家四代 上野眞(昭和32年~)
絹100% 長さ約3.6m(お仕立て上がり時)
◇お太鼓柄
◆最適な着用時期 9月~5月(秋単衣から袷の季節に)
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません。
◆着用シーン 趣味のお集まり、行楽、観劇、コンサートなど。
◆あわせる着物 付下げ、色無地、小紋、御召
※仕立て上がった状態で保管されておりましたので、折りたたみシワがついております。この点をご了解くださいませ。
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