商品番号:1537313
(税込)
(税込)
【 仕入れ担当 更屋より 】
「龍村」の響きに感じる…
帯の真髄、受け継がれてきた伝統だけがもつ風格。
ご存知、『龍村晋』謹製の特選袋帯のご紹介です!
奈良にある法相宗の大本山の寺院で、南都七大寺の一つでもある興福寺の戸張に使用されていた事から、この「名物興福寺金襴」の名前が付いたとされ、最古の金襴ともいわれるものを、龍村平蔵氏に続いて龍村晋さんが復元された作品です。
お目に留まりましたら是非ともお見逃しなく!
【 お色柄 】
銘「 名物興福寺金襴 」
程よいハリ感と絹本来のしっとりとした帯地はこっくりとした肥後煤竹色。
オリジナルは紫地であったそうですが、紫根染めなどが経年変化で茶系の色に変化した様子を忠実に表現されたような肥後煤竹色の淡い焦げ茶の地が、時代色を感じさせるように目に映ります。
お柄は非常に細やかな石畳の綾織の地に、飛竜を表す雲と鳳凰の姿が宝珠を模って美しい金襴で織り出されていて、格調の高さが感じられます。
第一礼装の色留袖や訪問着、附下に合わされますと、静かな中にも底光りするような金襴の輝きが現れ、品格のある素晴らしい装いを実現してくれる事と思います。
また、地紋無地や江戸小紋、お召織の無地のお着物などと合わせてお茶の会などにご出席されますと、名物裂ならではの存在感でひときわ素晴らしい、格調の高い装いをお楽しみいただけると思います。
これほどに名物裂の魅力を再確認させられるような、そして現代の装いに添うような美しさで復元される龍村晋さんの才能とセンスに敬服してしまいます。
晋ブランドならでは品質の良さに安心感もあり、大変おすすめの逸品です。
龍村の美の心をどうぞ心ゆくまでご堪能ください。
本物志向の方にお届けいたします!
どうぞこの機会をお見逃しのないようお願い申し上げます。
【 商品の状態 】
中古品として仕入れて参りましたが良好です。
お手元に届いてすぐにお召しいただける状態でございます。
【 龍村晋について 】
龍村織物主宰
正倉院の古代錦を始め名物裂の復元と
多くの美術織物を創作した龍村平蔵の三男。
平蔵の著作権を受け継ぎその研究と復元制作を継承。
古代のロマンに魅せられ、日本はもとよりシルクロード、
西欧と広く題材を求めてその文様を錦に表現し、
比類ない「伝匠名錦」を保倉一郎と協力して
31年間に310柄の紋図デザインを完成した。
【 経歴 】
1908年 龍村平蔵の三男として大阪に生まれる
1933年 東京帝国大学経済学部卒用
日清紡入社
1940年 次兄の入隊に伴い、日清紡退社
龍村織物美術研究所に次長として入社
1941年 前年に施行された七・七禁令を受け、平蔵の命のもと
「織物維持保存」をまとめる
1950年 独立
1981年 傳匠名錦帯百柄達成を記念して「第一回傳匠名錦展」を
港区縞のクレセントハウスに於いて開催
1989年 NHK教育テレビ『古代ロマンに魅せられて』に出演
1995年 日本橋プラザに於いて米寿記念展開催
1997年 傳匠名錦帯三百柄達成
同年12月 永眠(三百十柄目を作成中)・享年89歳
絹100%(金属糸風繊維除く)
長さ約4.3m
全通柄
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 結婚式・披露宴へのご参列、式典、初釜、パーティー、お食事会、お付き添いなど
◆あわせる着物 訪問着、付下げ、色無地、御召、格の高い小紋など
※仕立て上がった状態で保管されておりましたので、折りたたみシワが付いております。この点をご了解くださいませ。
この商品を見た人はこんな商品も見ています