商品番号:1534426
(税込)
【 仕入れ担当 更屋より 】
『十二代目 藤林徳扇(とくせん)』氏。
王朝趣味に代表される、優美さや高尚さを兼ね備えた作品を創作されており、世界の著名人から高い評価を受けておられます。
その日本工藝界の第一人者である氏による滅多と出逢えない友禅訪問着と名門『西陣まいづる』より、西陣手織りの袋帯を合わせてご紹介いたします。
純金・純銀・プラチナ宝石箔などを駆使し、染・織・繍などの、あらゆる工芸手法を用いて創作された、美しい世界…
「優雅」「格調」「貴品」を表したようなコーディネート…
どうぞこの機会をお見逃しないようご覧くださいませ。
【 お色柄 】
≪着物≫
さらりとしなやかで肌触りの良い地。
縦に銀糸をひいた淡いベージュの地には、
幻想的な箔散らしの道筋に、
円満や長寿の象徴とされている鶴が
金・銀の駒刺繍にて表現されました。
駒刺繍の鶴は宝石のよう。
本当に豪華です…
社交場で圧倒的な存在感と風格を放つ、華やかな和姿を
演出してくれることでしょう。
みつめるほどに、引き込まれるようなデザイン。
藤林徳扇氏ならではの表現美を是非ご堪能くださいませ。
≪帯≫
ふっくらとしなやかな織りの表情に、軽い風合い。
地色は墨色の地に波打つように経糸に箔糸を織り込んだ
深みのあるすっきりとした風合い…
お太鼓、前柄には色彩豊かな青海波文を
ざっくりとした風合いにて織り表しました。
匠の技によって生まれた比類なき織り味、
そして洗練された独創的なデザイン性…
二つを見事に兼ね備えた逸品を、お手元にお届け致します。
【 商品の状態 】
中古品として仕入れて参りましたが良好です。
お手元に届いてすぐにお召しいただける状態でございます。
【 西陣まいづるについて 】
西陣織工業組合所属
西陣織工業組合証紙はNo.29
1907年(明治40年)創業
江戸時代に「松屋」の屋号で禁裏御所
(京都御所)の出入りを許された商家。
江戸時代中期に松屋儀兵衛が近江の国
(現在の滋賀県)より京都に出て、
呉服商を営みはじめたのが始まり。
江戸時代後期には高島屋や大丸と共に
京都の名店としての地位を確立した。
後、松屋七代目・舞鶴正七が西陣の地で
織元として新たに創業。
美しく魅力的な織物を作り続ける事、
世間から必要とされる織物を作り続ける事、
時代の変化に対応した織物を続けていく事を
モットーにものづくりをしている機屋。
主なブランドラインにゴブラン紹巴、
三眠蚕、耀虹螺鈿、琴糸織などの
シリーズがある。
【 十二代 藤林徳扇について 】
工芸染織作家
1920年(大正9年)生まれ。
時が経っても変色のない本金糸や本プラチナ糸、
五大宝石(ダイヤモンド、ルビー、サファイア、エメラルド、
アレキサンドライト)をパウダー状にした上で絵の具化し、
様々な独自の特殊技法を用い、王朝趣味に代表される
優美さや高尚さを兼ね備えた帯、着物を創作。
2013年(平成25年)広島にて死去。享年93歳
延宝8年より京都市北区鷹ヶ峰にある旧藤林町
※(※旧藤林町は鷹峯藤林町として現在も
その名を留めている。)にて、初代徳扇が、
宮家はもとより宮内庁御用達の錦の御旗の
織り匠として創業以来、300有余年代々
その名を継承している。
【着物】
表裏:絹100% (縫製:手縫い)
縫い一つ紋が入っております。
【帯】
絹100%(金属系繊維除く)
長さ約4.2m
お太鼓柄
身丈(背より) | 154.5cm (適応身長159.5cm~149.5cm) (4尺0寸8分) |
---|---|
裄丈 | 64cm(1尺6寸9分) |
袖巾 | 33cm(0尺8寸7分) |
袖丈 | 47.5cm(1尺2寸5分) |
前巾 | 23.5cm(6寸2分) |
後巾 | 28.5cm(7寸5分) |
【裄丈のお直しについて】
概算ではございますが、以下の最長裄丈までお出しできるものと思われます。
≪最長裄丈≫ 裄丈73cm(1尺9寸3分) 袖巾37.5cm(9寸9分)
※目視での縫込みの確認による概算となります。詳細はお気軽にお問い合わせ下さいませ。
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 結婚式・披露宴へのご参列、式典、初釜、パーティー、お食事会、お付き添いなど
※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。
※仕立てあがった状態で保管されておりますので、たたみシワなどがあることがございます。この点をご了解くださいませ。
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