商品番号:1534267
(税込)
【 仕入れ担当 戸高より 】
染織デザイナー【 大島明 】氏による、
モダンなお柄をあしらった特選紬地付下に
老舗織元【 誉田屋源兵衛 】より、
小石丸の糸を用いたしなやかな地風の袋帯を合わせました。
幻想的な龍水のコーデ。
金銀糸の良さを活かした良色の一条を仕入れてまいりましたので
誉田屋さんファンの方、是非ともお見逃しなく!
【 お色柄 】
[お着物]
薄手でコシのある縞大島地を黒に染め上げ、
モノトーンの配色で、くづし籠目を込めた
間道が体側にあしらわれております。
[帯]
薄手で密な織り味の黒紫色の帯地。
一面に地紋のように波濤の模様を浮かべ、
大きな弧を描くような構図に合わせて
金銀糸を用いた舞葉文が織りだされております。
【 商品の状態 】
[お着物]
洗いに出されたと思われるしつけ糸が付属しており、
中古品としては概ね良好な状態でございます。
お目に留まりましたらお値打ちに御召くださいませ。
[帯]
中古品として仕入れて参りましたが良好です。
お手元に届いてすぐにお召しいただける状態でございます。
【 大島明について 】
染織デザイナー
【 経歴 】
1934年 新潟県十日町に生まれる
1968年 国際モード振興会(IMPA)会員となる
ロサンゼルス”ニッポンモードショー”にドレス「孔雀」出品
東京新宿区に株式会社きものアート設立
1969年 NHK”こんにちは奥さん”出演 訪問着「あざみ」発表
1972年 全日本染織作品展(毎日新聞)通産大臣受賞
1978年 ライオンズクラブ国際大会ショー出品
R.Aライナム国際会長より受賞
1984年 東京銀座シグナスホールにて個展開催
1987年 パーティーきもの”舞里蘭帝”発表
1988年 NDK(日本デザイン文化協会)正会員となる
1991年 東京銀座シグナスホールにて
第2回個展開催
1996年 シルクロード”サマルカンドの風”発表
1999年 タイ、シルクバザール展に参加
きもの創作の原点
「きものこそ、何も引けを取らない、最高のドレス」
【 誉田屋源兵衛について 】
1738年(元文年間)創業
京都室町の帯の製造販売の老舗。
現在は十代目である山口源兵衛が、代々受け継がれてきた
技術とともに革新の精神を持って意匠、配色、素材、
一切の妥協を許さず、洗練された帯を作り続けている。
【 沿革 】
1738年 初代矢代庄五郎により、南矢代誉田屋創業、
西陣大火災後の復興に尽力。
1868年 6代目矢代庄五郎より、京都松尾出身の
山口源兵衛が7代目を継承。初代誉田屋源兵衛を名乗る。
西陣帯地大元卸商として「横綱」の称号を得る。
1917年 7代目誉田屋源兵衛没、8代目誉田屋源兵衛襲名、継承。
1933年 8代目誉田屋源兵衛没。9代目誉田屋源兵衛襲名、継承。
1981年 9代目誉田屋源兵衛没、現10代目誉田屋源兵衛襲名、継承。
後、帯作りに専念。
1985年 全国の原始布を素材として個展を開催。
以後、インド、東南アジアの野蚕糸を帯に用いる。
1994年 京都六条の江戸末期の町屋にて創業260周年展。
1999年 「京都誉田屋源兵衛帯ときもの展」開催。
2000年 「誉田屋源兵衛 織りの帯展」開催。
2002年 小石丸企画に対して日経MJ賞受賞。
日本の原種の繭である小石丸の復活と継続、
日本の染色技術の活性化に努める。
2003年 日本文化デザイン大賞受賞。
【 本場縞大島について 】
本場大島紬織物協同組合の組合員によって製造され、
同組合で検査されている織物。
糸や織組織などは本場大島紬と同じであるが
自動織機によって製織される。
伝統的工芸品である「本場大島紬」のような絣を
合わせる緻密な工程とは異なり、絣合わせの必要のない
縞や格子柄が多い。
精巧な柄表現ができる本場大島紬に比べると、
平織の自動織機で織る柄には限りがあるが、その一方で
価格を抑えて豊富なカラーを製造することが可能。
[お着物]
表裏:絹100% 縫製:手縫い
※素材の性質上、フシによる凹凸組織の変化、色の濃淡などございます。
風合いであって難ではございませんので、その点ご了承くださいませ。
[帯]
絹100%・金属糸風繊維除く 長さ4.35m
柄付け:六通柄
耳の縫製:かがり縫い
身丈(背より) | 151cm (適応身長156cm~146cm) (3尺9寸9分) |
---|---|
裄丈 | 62.5cm(1尺6寸5分) |
袖巾 | 32cm(0尺8寸4分) |
袖丈 | 49.5cm(1尺3寸1分) |
前巾 | 24.5cm(6寸5分) |
後巾 | 30cm(7寸9分) |
【裄丈のお直しについて】
概算ではございますが、以下の最長裄丈までお出しできるものと思われます。
≪最長裄丈≫ 裄丈68.5cm(1尺8寸1分) 袖巾34.5cm(9寸1分)
※目視での縫込みの確認による概算となります。詳細はお気軽にお問い合わせ下さいませ。
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン パーティー、芸術鑑賞、観劇 など
※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。
※仕立てあがった状態で保管されておりますので、たたみシワなどがあることがございます。この点をご了解くださいませ。
この商品を見た人はこんな商品も見ています