商品番号:1534241
(税込)
【 仕入れ担当 中村より 】
江戸幕府、11代目将軍の徳川家斉が好んでお召しになったことから
「高貴な方のお召し物」の意味でその名が定着した「御召」。
緯糸に3000回転以上のねじりを加えたねん糸を用い、
細かく美しいシボを感じる手触りに強いコシ、
裾さばきの良い凛とした着姿になるお着物でございます。
今回は着物のスタイル雑誌でも度々掲載されている、
おしゃれ帯の一流ブランド【 工芸帯地 木屋太 】の
異国の裂をモチーフにしたデザインの洒落袋帯と合わせました。
モダンカラーで穏やかなコーディネート。
華やかな染めものとはまた別の奥深い魅力、そしてその着心地の良さ。
ぜひこの機会をお見逃しなく!
【 お色柄 】
[お着物]
シボの美しい御召というお着物。
その控えめな凹凸の有る生地は、光の屈折によって
上品で深みのある色合いを表してくれます。
地は黒を基調として大人シックな面持ちを映し。
赤と黄の水玉を並べて大きな玉紋を表現致しました。
通年御召いただけるお柄でございますし、
大変重宝のお品になることかと存じ上げます。
日光の下はもちろん、室内灯の下でもハッキリと分かる光沢感、
そして触れて納得の上質な触り心地。
帯合わせも様々に知的にも小粋にも
おキモノの表情をお楽しみいただける1枚です。
[帯]
しなやかで密な織り味の礪茶色地をベースに、
アースカラーで、唐花やデフォルメされた鳥などが
込められた市松文様が織りだされております。
【 商品の状態 】
[お着物]
中古品として仕入れてまいりましたがおおむね良好でございます。
お届け後すぐにお召しいただけます。
[帯]
中古品として仕入れてまいりました。
うっすらと締め跡がございますがおおむね美品です。
ご了承の上、お目に留まりましたらお値打ちにお求めくださいませ。
【 木屋太(今河織物)について 】
西陣織工業組合所属
西陣織工業組合証紙はNo.2011
1912年(明治45年)創業
今河興三吉が御召屋として創業
1980年頃から御召や紬に似合うようにと
製織を始めた帯を『木屋太』と名付けたところ
好評を得て後に屋号となる。
独自の織組織による、色や柄の豊富な風通織、
ふくれ織から金銀糸を使用した御召帯、
軽く締めやすい経錦の八寸などを展開している。
帯に用いられる経糸(たていと)は一般的には
2000本程度であるが、木屋太では約5000本使用。
日常的に着物や帯が使われることを想定して
製織されており、世界の様々な布やモチーフ、
意匠をアレンジしながら、和姿に調和するよう、
調整された絶妙な配色と構図で木屋太の
世界観が織り上げられている。
【 西陣御召について 】
特許庁地域団体商標登録(2007年3月)
京都市西陣地域に由来する製法により
京都市及びその周辺地域で生産された
先練り・先染めの糸を用いた御召縮緬織物
「御召機(おめしばた)」という専用の織機を用い
緯糸に御召緯(生糸を精練し先染めを行い
強い撚りをかけた強撚糸)を用いて織りあげた後、
湯に通して糊を落とし、幅を整えて仕上げる。
丁度小紋と紬の中間にあたる格の着物で、
男物の無地御召の場合は一つ紋を入れると茶席や
フォーマルなど略礼装として活用される。
御召も縮緬の生地比べると強撚糸を用いた
御召は湿気に弱く縮みやすいこともあるので、
取り扱いには注意が必要(ガード加工の推奨)。
現在では御召緯を使用しなくとも
西陣で織られた先染めの着物を「西陣御召」と呼ぶ。
[お着物]
絹100%
長さ13.5m 内巾38cm(最大裄丈72cm)
[帯]
絹100%
長さ約4.2m(短尺・以前の規格の長さです)
柄付け:六通柄
耳の縫製:袋縫い
身丈(背より) | 157cm (適応身長162cm~152cm) (4尺1寸4分) |
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裄丈 | 67cm(1尺7寸7分) |
袖巾 | 33cm(0尺8寸7分) |
袖丈 | 48cm(1尺2寸7分) |
前巾 | 23cm(6寸1分) |
後巾 | 30cm(7寸9分) |
◆最適な着用時期 9月下旬~翌6月上旬の袷・単衣頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 音楽鑑賞、観劇、お食事、お出掛け、展示会、ご旅行、行楽など
※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。
※お仕立てあがった状態で保管されておりますので、たたみシワなどがあることがございます。この点をご了解くださいませ。
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