商品番号:1534177
(税込)
【仕入れ担当 吉岡より】
絞りのおきものといえば、藤娘きぬたや。
不動の地位を築かれた、最高級ブランドによる作品。
中でも、きぬたや二代目作家として活躍される、
伊藤嘉秋(いとうかしゅう)氏による訪問着に、
西陣屈指の名門【 桝屋高尾 】
高尾弘氏によるねん金綴錦袋帯を合わせて。
艷やかな印象のお着物を、
光沢がありつつシンプルなデザインの帯で飾る
フォーマルコーディネートのご提案です!
セットならではのお値打ち価格でお届け致しますので、
どうぞお見逃し無く!
【色・柄】
(着物)
さらり…ほどよいハリコシのあるしなやかな絹地。
触れるだけでその上質さを感じ取っていただけることでしょう。
地色はこっくりと染まる深紫色で
一面の蒔糊が吹雪のようでなんとも情趣にあふれて。
そこに丁寧な艷やかな銀彩加工とカチン染めによって
熨斗の構図に合わせた辻ヶ花模様が表現されました。
丁寧に丁寧に製作された一品。
誰もが一度はあこがれる名門きぬたやのお品。
さらに蒔糊も施された、大変希少な作品。
無地場を多く残した構図ですので、
すっきりと…かつ気品高くお召しいただける一枚に仕上がっております。
(帯)
桝屋高尾の真骨頂…
上品な彩りのねん金錦の袋帯です。
さらり、しなやかで程よくコシのある帯地。
一方の面は明るく輝く白銀色をベースに青を加えた段霞を背景にして、
一面に「松皮菱」の柄が織り成されました。
またもう一方の面は同じ白銀色の無地で織り上げ、
シーンに合わせて両面お使い頂ける袋帯です。
【商品の状態】
(着物・帯ともに)
中古品として仕入れて参りましたが良好です。
お手元に届いてすぐにお召し頂ける状態でございます。
【 藤娘 きぬたやについて 】
1947年(昭和22年)創立
高級呉服、特に高級しぼりの自社製造を行い、
『藤娘』の商標で全国の有名呉服店、百貨店、
及び卸売問屋に販売網を持つ、しぼり製品のトップメーカー。
創作品の中には、ニューヨーク・メトロポリタン美術館に
永久収蔵されているものもある。
絞り染の他に、名古屋友禅や刺繍による作品も手がける。
疋田絞りの多くは45建が多く、1尺5分(約40cm)の幅に
45粒の絞りが施されるが、きぬたやの45建は47粒が基準。
更に江戸期に存在したという本疋田60建を十数年の
歳月をかけ復元、その技術を持つ絞り職人養成にも成功。
伊藤嘉秋氏は、不可能とされた本疋田70建にも成功した。
きぬたやの本疋田絞りは、通常の本疋田が一粒あたり
8回絹糸で括るところを12回括ることによって
一粒一粒の白場が多く、中心の点が針のように
尖っている。
【 桝屋高尾について 】
西陣織工業組合所属
西陣織工業組合証紙はNo.277
1960年(昭和35年)創業
徳川美術館の裂を復元した後、研究考案された
『ねん金綴錦』と、芯糸に色糸を使った『彩ねん金』は、
東洋の繊細な金糸の美しさと西洋の金属の豪華さの
両方の特色を併せ持った織物として内外から高く
評価され、桝屋高尾の代名詞ともいえる作品である。
【 沿革 】
1935年 高尾弘(ひろむ)京都・西陣に生まれる。
16才で父・髙尾源之助を亡くしてからは伯父である
髙尾菊次郎に師事、西陣織の伝統の中でその技術と
感性をひたすらに磨き、1960年に株式会社桝屋髙尾を
設立した。
タレ先には高尾弘の『弘』が織り込まれている。
※2016年3月に高尾朱子による新作発表会が
京都にて行われ、この会以降タレ先に従来の
「弘」ではなく「桝源」と織り込まれている。
【着物】
表裏:絹100% (縫製:手縫い)
【帯】
絹100%・金属糸風繊維除く 長さ4.5m
柄付け:六通柄
耳の縫製:かがり縫い
身丈(背より) | 165cm (適応身長170cm~160cm) (4尺3寸6分) |
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裄丈 | 68cm(1尺8寸0分) |
袖巾 | 34cm(0尺9寸0分) |
袖丈 | 49.5cm(1尺3寸1分) |
前巾 | 24cm(6寸3分) |
後巾 | 30.5cm(8寸1分) |
【裄丈のお直しについて】
概算ではございますが、以下の最長裄丈までお出しできるものと思われます。
≪最長裄丈≫ 裄丈70cm(1尺8寸5分) 袖巾35cm(9寸2分)
※目視での縫込みの確認による概算となります。詳細はお気軽にお問い合わせ下さいませ。
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 式典、パーティー、音楽鑑賞、芸術鑑賞、食事会など
※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。
※仕立てあがった状態で保管されておりますので、たたみシワなどがあることがございます。この点をご了解くださいませ。
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