商品番号:1533697
(税込)
【 仕入れ担当 戸高より 】
しなやかな織り上がりに古典のエッセンスを与える。
京都室町に本社を構えております私共でも
中々お見かけする機会の少ない織屋でございます。
【 帯のあらた 】。
大量生産が増えている現在、
『小機屋ならではの作品を創りたい。』
という想いを胸に、大切にものづくりに取り組まれている
知る人ぞ知る人気の高い織屋でございます。
長く着物業界に携わられてきた方が独立し興した帯匠で、
歴史こそ長くはないものの、研ぎ澄まされた感性は
京の小機屋として一目置かれた存在となりました。
わずか2台の機で、ご家族でコツコツと。
これまでに織上がるお品は新進気鋭の所謂「ハイセンス」、
個性的なものが数多くみられましたが、
これからご紹介致しますこれらは
ひと味もふた味も違うものでございます。
特有のキュッキュッと、キメの細かい織り上がりはそのままに。
古典のお柄をテーマに抜群のデザイン性を発揮しております。
【 帯のあらた 】×「 古典 」のハイクラス。
合わせるお着物に迷ってしまうということも無くなるでしょう。
訪問着、付下げ、色無地、小紋などと
穏やかなフォーマルシーンをお楽しみくださいませ。
【 お色柄 】
銘[ 錦博宝文様 ]
しっとりとした優しい風合いながらも
綿密に織り込まれたその帯地。
穏やかな皆練色の糸で表現された帯地は
味のある横段と松葉散らしがほんのりと浮かぶ
ハイセンスな表情を創り上げて。
[ 錦博宝文様 ]と銘打たれました意匠が
純古典の趣深い風合いで織り描かれました。
多彩なお色使いで織り上げられた宝文様。
パキっと映える色調で雅やかな帯姿となることでしょう。
一見して目を奪われる模様を、
これ程にこだわり抜いて仕上げた帯匠のセンス。
どうぞご堪能くださいませ。
【 帯のあらたについて 】
西陣織の小機屋
比較的新しい機屋で、創業者である今村俊が
意匠屋に頼ること無く自ら図案を考案。
その図案をもとに少数精鋭の熟練職人が
質の高い帯を製織している。
近年では建築デザインを学んだ息子の
今村忠昭が意匠の考案を引き継ぎ、
さらにセンスの高い意匠の作品を作り続けている。
今村俊(いまむらたかし)
伝統工芸士の次男として京都に生まれ、
高校卒業後は西陣の織元にて袋帯の製造に携わる。
1985年に独立。
屋号を「帯のあらた」とし、
錦地の引箔中心に袋帯を製造。
今村忠昭(いまむらただあき)
1974年京都生まれ。
京都工芸繊維大学では建築を専攻。
大手ゼネコン会社就職後は、家業を継ぐために退職。
2002年より京都にて袋帯の製造に携わる。
企画から織組織の開発、デザイン、
配色を一手に手掛けている。
絹90%
ポリエステル・キュプラ・指定外繊維(和紙)10%
長さ約4.35m(お仕立て上がり時)
柄付け:六通柄
耳の縫製:袋縫い
おすすめの帯芯:綿芯「松」
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン ご参列、式典、パーティー、お付き添い、お茶席、音楽鑑賞、観劇など
◆あわせる着物 訪問着、付下げ、色無地、小紋など
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