商品番号:1533587
(税込)
【仕入れ担当 竹中より】
製作数も限られております夏衣。
きものというお召し物。
その正統派の代表格となる千總友禅の特選訪問着のご紹介です。
正統派の古典美を感じていただけるひと品になっております。
お目に留まりましたら是非ともお見逃しなく!
【商品の状態】
リサイクル仕立てあがり品として仕入れましたが
おおむね美品です
お手元に届いてすぐにお召しいただける状態でございます。
【お色柄】
そっと肌に優しく沿う駒絽地。
お色はシックな葡萄紫に染め上げ、
意匠には流麗な構図で 萩の花葉模様を
丁寧な糸目で描きあげました
日本の美を、暑い夏の日にも存分に感じて頂けるひと品に仕上がりました。
凛と清らかにフォーマルシーンを彩ってくれることでしょう。
地風の醸し出す品の良さや染めの繊細さを楽しみ、
季節を装う贅沢をお届けいたします。
まさに唯一の存在感は、そこにただあるだけでも周囲の目を虜にし、
あまりの美しさに誰しもがため息をつくことでしょう。
【 千總(ちそう)について 】
1555年(弘治元年)創業
1937年(昭和12年)設立
時代で言えば室町の時代より、江戸、明治、
大正、昭和、平成、令和と連綿と友禅の技を
守り継承している京友禅の名門。
明治年間にはそれまで用いられていた友禅の下絵を、
十二代西村總左衛門が一新、岸竹堂を皮切りに、
今尾景年や幸野楳嶺など、近代京都画壇を
代表する画家たちにに依頼するなどして
友禅染の新時代を拓く。
技術開発にも積極的に取り組み、天鵞絨友禅、
写し友禅、刺繍の技術の粋を集めた大作を次々に発表、
国内外の博覧会で数々の賞を受賞。
美術染織品と呼ばれる分野のパイオニア。
戦時中は友禅染の技術保存のため研究所を設立、
戦後は伝統の技を活かし、着物に留まらない友禅の可能性を
現在に至るまで追求し続けている。
千總では養蚕から、製糸、生地の製織全て
日本国内で行っており、白生地の製織は作品の
魅力を最大限に引き出すため、丹後にある専属の
機屋でオリジナルのものを製織。
友禅の図案の製作を行う図案室があり、
専属の図案家が在籍、また歴史の中で
蓄積してきた約2万点にも及ぶ所蔵品がある。
【 京友禅について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1976年6月2日指定)
京都府知事指定伝統工芸品
京都の伝統工芸品の1つで古来の染色技法を
扇絵師の宮崎友禅斎が大成したもの。
元禄時代に京都で生み出された友禅技法で
日本三大友禅(京友禅、加賀友禅、
江戸(東京)友禅)の1つ。
「糸目糊」という糊を用い、筆で色付けする際に
滲んで色移りすることを防ぐ防染技術が用いられており、
基調の色が決まっておらず、当時の公家や大名好みの
デザインに多彩かつ鮮やかな色合いや金銀箔、刺繍などが
用いられた絢爛豪華、かつひときわ華やかな印象のものが多い。
明治時代には化学染料と糊で色糊を作り
型紙によって友禅模様を写し染める「写し友禅染め」が
友禅染めの中興の祖と称えられる廣瀬治助によって
発明され、「型友禅」として大量生産が可能となった。
量産できるようになった友禅染めは一気に普及し
飛躍的な発展を遂げ、昭和51年6月(1976年)には、
経済産業省指定伝統的工芸品として指定を受け、
現在も世界中から高い評価を得ている。
表裏:絹100% (縫製:手縫い)
※居敷当なし 背伏せあり
身丈(背より) | 158.3cm (適応身長163.3cm~153.3cm) (4尺1寸8分) |
---|---|
裄丈 | 68.2cm(1尺8寸0分) |
袖巾 | 34.8cm(0尺9寸2分) |
袖丈 | 53.7cm(1尺4寸2分) |
前巾 | 25cm(6寸6分) |
後巾 | 31.1cm(8寸2分) |
【裄丈のお直しについて】
概算ではございますが、以下の最長裄丈までお出しできるものと思われます。
≪最長裄丈≫ 現状が最大寸法です。
袖他kは58.7(1尺5寸5分)までだせます
詳細はお気軽にお問い合わせ下さいませ。
◆最適な着用時期 盛夏(6月末~9月上旬)
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 結婚式・披露宴へのご参列、式典、パーティー、ご挨拶、お付き添い、音楽鑑賞、観劇など
◆あわせる帯 袋帯、綴れ名古屋帯など
※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。
※仕立てあがった状態で保管されておりますので、たたみシワなどがあることがございます。この点をご了解くださいませ。
この商品を見た人はこんな商品も見ています