商品番号:1532108
(税込)
【 仕入れ担当 中村より 】
知る人ぞ知る、希少な老舗の逸品を仕入れてまいりました。
西陣の老舗【蔦屋(つたや)】の西陣織名古屋帯をご紹介いたします!
しなやかで軽い織の風合いと、趣味性の高い個性的なデザインに惹かれ
仕入れて参りました!
弊社でもご紹介は数えるほどの蔦屋久兵衛さんのお品。
確かな織りの技術に裏打ちされたその質の高さ、
現代に通ずるデザインセンス…。
お手元でご堪能いただきたく存じます。
【 色柄 】
サラリとした手触りで、凹凸も感じるしなやかな帯地は、
かすかな透け感のある薄手の生地感。
シックな濃紺色を基調に織りなされたのは、ハイセンスな洋花の意匠。
地色に映える葡萄色と白緑色が独特の趣味性を醸し出す素敵な面持ち…
まず他の機屋さんには真似できない独特の表情がございます。
【 小倉織物 蔦屋久兵衛について 】
お着物通の方でもご存知の方は少ないかもしれません。
昭和初期、三代目蔦屋久兵衛は、
かの巨匠・龍村平蔵氏の仕入れ機(出機)として織りの依頼をされるほど力量のある織元さんです。
四・五代目は伝統工芸士に認定され、
図案からこだわり、製織まで一貫して行っていらっしゃいます。
【 西陣織について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1976年2月26日指定)
多品種少量生産が特徴の京都(西陣)で
生産される先染の紋織物の総称。
起源は5〜6世紀にかけて豪族の秦氏が
行っていた養蚕と織物とされ、応仁の乱を期に
大きく発展した。
18世紀初頭の元禄~享保年間に
最盛期を迎えたが、享保15年(1730年)の
大火により職人が離散し大きく衰退。
明治期になりフランスのリヨンよりジャカード織機を
導入した事でこれまで使用されてきた空引機
(高機)では出来なかった幾多の織物が
産み出され量産が可能となった。
織機はおもに綴機、手機、力織機の3種類で
企画・図案から意匠紋紙、糸染、整経、綜絖、
金銀糸、絣加工等多くの工程があり、これらの
一つひとつの工程で熟練した技術者が丹念に
作業を行っている。
西陣織には手の爪をノコギリの歯のように
ギザギザに削って図柄を見ながら織り上げる
「爪掻本綴織」、「経錦(たてにしき)」、
「緯錦(ぬきにしき)」、「緞子(どんす)」、
「朱珍(しゅちん)」、「紹巴(しょうは)」
「風通(ふうつう)」、「綟り織(もじりおり)」、
「本しぼ織」、「ビロード」、「絣織」、「紬」など、
国に指定されているだけでも12種類の品種がある。
「西陣」および「西陣織」は西陣織工業組合の登録商標である。
絹100%
長さ約3.6m(お仕立て上がり時)
柄付け:六通柄
おすすめの帯芯:綿芯
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 街着、女子会、ランチ、ご趣味の集まり、観劇など
◆あわせる着物 小紋、御召、紬など
★名古屋仕立て(税込9,350円※綿芯「松」代含む)
胴に巻く部分から手先までを半分に折って縫製された仕立て方です。
お着付けの際に半分に折る必要がないので、楽に着付けることが出来ます。
★開き仕立て(税込12,650円※綿芯「松」代含む)
半分に折らずに帯地と帯芯をかがって仕立てます。
胴回りをご自身の好きな巾で結ぶことができます。
★松葉仕立て(税込12,650円※綿芯「松」代含む)
手先の部分だけを半分に折って縫製された仕立て方です。
胴回りは折らずに仕立ててあるのでご自身の好きな巾に調節することができ、
かつ手先は半分に折っているので楽に着付けをすることが出来ます。
※開き仕立てと松葉仕立ては縫製の関係上帯芯が見える状態です。
着用時には見えませんので問題はございませんが、気になる方は+1,650円で裏地を付けることもできます。
ご希望の方は、「モス裏地付き」のお仕立てをお申し込み下さい。
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