商品番号:1531697
(税込)
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【 仕入れ担当 中村より 】
織物ファンの皆様おまたせしました。
なんと今回ご紹介のお品は9マルキの蚊絣。
本品はごくシンプルな蚊絣を敷き詰めた無地なのですが、
この『絣無地』こそ、ひとつの失敗も許されない、職人の腕が試される究極の絣!
7マルキの蚊絣は比較的ご紹介が出来るお品でございますが、9マルキは本当に希少です。
なぜ希少なのか…
大島メーカーさんに伺いましたが、正直に申し上げまして蚊絣のような単純なお柄だと織り手さんに敬遠されるそうです。
着尺一反ひたすらに続く、無地の意匠(実際には2反分を織られるので約26mほど)。
お柄が出てくるわけでもなく、本当に気が遠くなる作業かと存じます。
そこに9マルキの細やかな織組織ともなれば、中々制作数が少なくなるのもご納得頂けるかと存じます。
お探しの方も多いことでしょう。
さらには中々ご紹介のできない色大島。
まず滅多のご紹介のないお品かと存じます。
今回は【 帯屋捨松 】の手織りの逸品紬八寸帯とのコーディネートセットをご紹介。
どうぞお見逃しなくお願い致します。
【 色柄 】
[着物]
今回ご紹介のお品は、泥染の黒地に蚊絣を駆使して、
無地感覚の雰囲気でイメージが織り出された手織りの最高級品でございます。
大人の女性の品格とおしゃれ心を満たすひと品として、
存分にご愛用いただきたく思います。
[帯]
「アフリカ器物文」と題された一品…
ざっくりとした素材感とボリュームが感じられる真綿紬の帯地…
赤みある茶色に織りだされた素朴な風情の帯地に、
シンプルな意匠を大胆なお色使いで表現致しました。
異国情緒漂うモダンな意匠は
どこか神秘的なムードを漂わせ。。
幾何学美の中に飽きのこない
あじわいがかもしだされます。
【 帯屋捨松について 】
西陣織工業組合所属
西陣織工業組合証紙はNo.48
安政(1854年〜1859年)年間創業
1955年(昭和30年)代に七代目社長の木村博之の父
木村弥次郎が、図案家であり、織匠、染色家でも
あった徳田義三に弟子入り、1978年に独立。
徳田氏から受け継いだ感性と精神を今に生かし
起こしたオリジナルの図案を元に、常に高い
技術を保持し、よりよい品質と高い文化性を持った
帯を製織している。
【 大島紬について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1975年2月17日指定)
鹿児島県の奄美大島を中心に作られている織物。
世界三大織物にも数えられ、織る前に糸を染める先染、
手織りの平織、絣合わせをして織上げたものは
「本場大島紬」の名で伝統工芸品に指定されている。
しなやかで軽く、シワになりにくいという特徴がある。
手紡ぎの糸を、「テーチ木」(車輪梅)という
奄美エリアに生息する植物の煎汁液と、
鉄分を含む泥土でこげ茶色に発色させ、
手織りする伝統的技法が主だった染色方法。
藍、白、色大島などもある。
大島紬は独特の絣使い(細い点)と先染め、製法等限られた
条件の中で約84種類があり、染色別が6種類、糸の配列による
組織別14種類をかけ合わせて作る
[着物]
絹100%
長さ12.1m 内巾約37.5cm(裄丈約71cmまで)
通産大臣指定伝統的工芸品、
本場大島紬織物協同組合の証紙が付いております。
[帯]
絹100% 金銀糸のぞく
長さ約3.6m(お仕立て上がり時)
帯屋捨松謹製
お太鼓柄
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
5月下旬~6月、9月~10月上旬の単衣頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 音楽鑑賞、観劇、街着、お稽古、ランチなど
※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。
お仕立て料金はこちら
[ 袷 ]
地入れ3,300円+※胴裏8,250円~+八掛8,800円+お仕立代28,600円(全て税込)で承ります。
[ 単 ]
地入れ3,300円+衿裏2,200円+お仕立代28,600円(全て税込)で承ります。
※国内手縫い仕立て+17,600円(税込)
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