商品番号:1530538
(税込)
【 仕入れ担当 中村より 】
華やかな創作の絞り意匠!
絞り工芸の大家 翠山工房・桐屋により見事に表現された特撰振袖のご紹介です。
図案から最終絵羽補正までの何十もの工程を一貫体制で仕上げた逸品お振袖。
今回は西陣の名門【川島織物】の袋帯とのコーディネートセットをご紹介。
素晴らしき日のために、そして親子代々受け継いでいく大切なお着物として、
末永くご愛用いただければと思います。
【 お色柄 】
[着物]
幻想的な佇まいに緻密に銀通しのされた実に深みある手の込んだ絹布。
お色は深い茶色を基調にして。
そこにはその地一面にぱあっと咲き広がる絢爛な花文様。
お裾元などへかけて、濃くお色が移ろいで…
思わずうっとりと魅入ってしまうような、
絢爛かつ味わい深い情景が広がってございます。
[帯]
今回ご紹介いたしますのは、華やかな面持ちに確かな風格を漂わせる秀作。
金糸がたっぷり織り込まれた淡黄色の帯地に、
流れるように織り描かれた春秋の花模様。
流行すたりのない確かな意匠は、末永くずっと受け継いでいっていただけるもの。
【 川島織物について 】
西陣織工業組合所属
西陣織工業組合証紙はNo.39
1843年(天保14年)創業
創業者 初代 川島甚兵衛
川島織物セルコン製の帯には、三本線と
軍配マークが織り込まれている。
初代・川島甚兵衛が京の地に創業して以来
その卓越した織物技術により美術工芸品としての
織物を多く手掛け、帯はもとより緞帳や能装束、
打掛などを製作している。
西陣では龍村と並び称される双璧をなす名門。
二代川島甚兵衞が、自らが織物の祖と仰ぐ
聖徳太子ゆかりの軍配扇を京都の広隆寺で目にし、
その図柄を商標に採用。
その後簡素化したものを、川島織物製の証として
「川」の字をイメージした三本線と共に帯に
織り込んでいる。
※2006年セルコン、川島織物販売と3社合併、
社名を川島織物セルコンに変更
【 翠山工房・桐屋について 】
明治元年創業。
江戸・寛永年間に創業した「桐屋(とうや)」は、
きものの産地として知られる新潟県十日町の老舗。
越後妻有の里(中魚沼郡)の山々。
翠(みどり)濃く、水清くして美しい…
「翠山」とはさかのぼること120年前、越後十日町の一流染匠・「桐屋」四代前の田村久平が使用していた「雅号」です。
長年辻が花のみを研究し、その美しさを高めることに専念してきたほんものの染匠。
十日町辻が花の名門といえば、言わずと知れた「桐屋」の名。
久平はこの地に「翠山工房」を命名し、創作活動を始めました。
長年辻が花のみを研究し、その美しさを高めることに専念。
独特の色彩美に、艶やかかつ華やぎあふれるムード。
お着物好きにはもちろんのこと、問屋間でも一目おかれる存在です。
※2019年より、桐屋の伝統と技術を受け継いだ職人が
「翠山」として新しくブランドを立ち上げ、
『翠山 辻ヶ花』を創作している。
【 十日町友禅について 】
新潟県十日町地方で制作されている友禅染。
京友禅や加賀友禅等の他産地に比べると比較的に
若い友禅で、現代的な発想で柔軟に制作されている。
織物工業協同組合の青年部を中心に、商品開発に
積極的に取り組み、昭和30年代に京都から
友禅染の技術を導入。
昭和40年代に十日町友禅として確立した。
京友禅は分業制を取るが、十日町友禅は一貫生産で
制作される。
秀美、吉澤織物(吉澤の友禅)、島善、
滝泰などの染元が有名。
[着物]
絹100%
たちきり身丈約184cm 内巾約37cm(最大裄丈約70cm)
[帯]
絹100%(金属糸風繊維以外)
長さ約4.35m
六通柄
本袋
川島織物謹製
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 10代~30代
◆着用シーン 結婚式・披露宴へのご参列、式典、成人式、パーティ
※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。
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