商品番号:1530027
(税込)
【 仕入れ担当 竹中より 】
代々引き継がれてきた匠の染色技法を一枚のお着物に込めた…
辻ヶ花染めの工藝品。
京都の染色工芸を代表する名匠、小倉家。
初代・小倉萬次郎は、明治・大正の友禅界を代表する一人として永く活躍されました。
現在は五代目の小倉淳史氏が染色をされており、
幾度か弊社でも作品のご紹介をさせて頂きました。
小倉淳史氏の作品でも希少ですが、今回はさらに希少性の高い、
淳史氏の父、小倉建亮氏の作品です。
こういった御品との出会いは本当に仕入れ冥利に尽きると言えます。
既にお亡くなりのため、今後新たな作品が生み出される事はなく、
お仕立て上がりのお着物となると弊社でも過去数度のみのご紹介でございます。
小倉家・四代目の素晴らしき逸品。
心を込めてご紹介させて頂きます。
お目に留まりましたら是非お見逃しなく!
【 商品の状態 】
着用済のお品として仕入れてまいりましたが、
大切に保管されていたのでしょう、美品です。
すぐにお使いいただける状態でございます。
お手元で現品をご確認の上、存分にご活用くださいませ。
【 お色柄 】
仄かな艶めきを浮かべる、
水分を含んだようなしっとりとした薄卵色の絹地。
しなやかなその地には幻想的な辻ヶ花模様が染め上げられました。
繊細なラインの花模様が細密な筆使いで洗練された表情に染め上げられたひと品。
幻想的に染め上げられた辻ヶ花染めの絞りとカチンの美匠を贅沢に堪能頂ける一枚。
個性を楽しむ一枚として、ぜひとも末永くご愛用いただきたく思います。
趣味性高いセンスあふれる着姿をお楽しみ下さい。
お色柄、地風ともに大変素敵なお品です。
お手元でご愛用いただける一品となりましたら幸いでございます。
よきものを…
本当によきものをお探しの方にお届けしたく思います。
時を超えて出逢えた、今は亡き名匠の筆致をどうぞお手元でご堪能下さいませ。
この機会をお見逃しなくお願いいたします。
【小倉建亮について】
京都の染色工芸を代表する名匠、小倉家の四代目。
初代・小倉萬次郎は、明治・大正の友禅界を代表する
一人として永く活躍した。
建亮は萬次郎より友禅染を学ぶだけでは飽き足らず、
独自の作風を完成させる為に義母の実家で絞り染を学び、
桃山期の辻が花の研究、修復、復元に尽力、辻ヶ花研究において数々の功績を残し、
「絞り染の小倉」、「辻が花の建亮」としてその名が広く知られている。
現在は子息の小倉家五代目の小倉淳史をはじめ
建亮に薫陶を受けた弟子が活躍している。
1982年死去。
表裏:絹100% (縫製:手縫い)
八掛:共生地 柄あり
身丈(背より) | 155.5cm (適応身長160.5cm~150.5cm) (4尺1寸1分) |
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裄丈 | 63cm(1尺6寸6分) |
袖巾 | 32cm(0尺8寸4分) |
袖丈 | 51.5cm(1尺3寸6分) |
前巾 | 24.5cm(6寸5分) |
後巾 | 30cm(7寸9分) |
【裄丈のお直しについて】
概算ではございますが、以下の最長裄丈までお出しできるものと思われます。
≪最長裄丈≫ 裄丈66cm(1尺7寸4分) 袖巾33cm(8寸7分) 袖丈54.5cm(1尺4寸4分)
※目視での縫込みの確認による概算となります。詳細はお気軽にお問い合わせ下さいませ。
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません。
◆着用シーン パーティー、音楽鑑賞、観劇、お食事会、お付き添いなど
◆あわせる帯 袋帯、綴れ名古屋帯など
※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。
※仕立てあがった状態で保管されておりますので、たたみシワなどがあることがございます。この点をご了解くださいませ。
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