商品番号:1528747
(税込)
【仕入担当 竹中より】
ふわり軽やかな心地が、
お着物好きの心を捉えて離さない、雪国の織物「置賜紬(おいたまつむぎ)」。
今回は、その軽やかさを一層に引き立てるような、
穏やかなお色使いによる一品をお届けさせていただきます。
目に、肌に、ふうわりと心癒されるような優しい心地を、
ぜひともお手元にてご堪能くださいませ。
【お色柄 】
その昔、雪と寒さの厳しい山形県は、財政難に陥っておりました。
そこで、当時の藩主である九代目米沢藩主「上杉鷹山」が財政難を立て直すため、
農閑期に適した織物の製造を奨励。
その結果、雪国の気候に適した織物の生産に成功し、
見事に紬づくりの技術が花ひらいたのです。
現在、人気の置賜紬は、紅花染めに代表される米沢紬、
経緯併用絣の長井紬、板締め絣の白鷹紬などの総称として、
多くの方々に知られております。
中でも山形県長井市は琉球の絣の影響が強く、
その後経緯併用絣が発展いたしました。
現在では、その技術を活かして時代にあったデザインを創作する、
気運も盛んな地域となっております。
手間暇かけて作られた渾身の一点であり、
織手は、置賜紬伝統工芸士である渡邊徹さんによる作品でございます。
味わいある白橡の地を背景に、
ふわりふわりとさりげなく
経緯の細線の絣をつないで
階段模様を織り出し その内にポツポツと十字絣が織り出されました。
真綿ならではの節感が、ぬくもりある風合い。
民芸調でありながらも どこか洗練されたシルエットを作り出し、
そのムードはまさに、「上品カジュアル」という言葉がぴったり。
大人の女性ならではの、品良いお洒落をお楽しみいただけます。
その方の人生に、そっと寄り添うように…
トラッドな意匠の丁寧な織りのおきものは、
お召しいただけばいただくほど味わいが増していきますので、
本当に、末長くご愛用いただけることと思います。
どうぞこの機会をお見逃しございませんようお願いいたします。
【 長井紬(置賜紬)について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1976年2月26日指定)
山形県の長井盆地周辺で生産されている織物。
山形県の伝統的工芸品に指定されている
米沢織、白鷹織、長井紬を総称して
「置賜紬」と呼ぶ。
絣紬が中心で、絣模様は大柄のものが多い。
八丁撚糸を用いた糸づかいと独自の風合いが特徴。
代表的な絣織として「米琉(よねりゅう)絣」
と呼ばれる琉球絣に似たデザインの織物がある。
絹100%
長さ12.5m 内巾38cm(最長裄丈72cm)
経済産業大臣指定伝統的工芸品の証紙、
置賜紬伝統織物共同組合の証紙が付いております。
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 街着、普段着、女子会、ホームパーティー、和のお稽古、観光
◆あわせる帯 名古屋帯、半巾帯
※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。
お仕立て料金はこちら
地入れ3,300円+※胴裏8,250円~+八掛8,800円+海外手縫い仕立て28,600円(全て税込)
※国内手縫い仕立て+17,600円(税込)
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