商品番号:1527850
(税込)
【仕入れ担当 竹中より】
大変希少な古代越後上布の御届けです!
織物ファンのお方必見です。
証紙などはございませんが
古代越後上布として
買いとらさせて頂きました
お目に留まりましたらお値打ちにお求めくださいませ!
【商品の状態】
仕立てあがりリサイクル品として仕入れました
着用跡はわずかにございますがおおむね美品としてお届けできます
【古代越後上布】
1955年に小千谷縮とともに国の重要無形文化財第一号に指定された
越後上布は、2009年さらに、ユネスコ無形文化遺産に登録されました。
1 糸は全て苧麻を手績みにて作ること
2 絣の柄付けは手くびりによること
3 にいざり機で織る事
4 シボとりをする場合は、湯もみ、足ぶみによること
5 さらしは雪晒しによる
本作は 緯糸に苧麻 経糸に手績みではなく、
機械紡績されたラミー糸を用いたお品です。
1の条件から外れるため重要無形文化財指定は受けられませんが、
その風合いは変わりなく、シャリ感や風通しの良さはそのままでお召し頂ける一枚です。
どうぞお見逃しなく!
【お色柄】
しなやかかつ張りのある薄手の枯茶
細かな120山亀甲の絣がならべられました
室町でもあまり出回らない、レア色のワンランク上のの最高級。
数え切れない程の細かい工程を経て、一枚の布へなっていく幻の布…
いつかは…いつかは上布とお考えの方、この機会を絶対にお見逃しなく!
【 重要無形文化財 越後上布 について 】
産地:新潟県魚沼地方
重要無形文化財総合指定第1号
ユネスコ世界無形文化遺産指定
現在では新潟県南魚沼市、小千谷市を中心に生産される
苧麻(ちょま、からむし)を原料とする織物
新潟県魚沼地方では、湿度の高い雪国の自然環境、
風土が麻織物の生産に適していたため、古来より
農閑期の冬仕事として、受け継がれており、
その歴史は非常に古く、1200年前の奈良時代
天平年間に織られた麻布が正倉院の宝物として
保存されている。
江戸時代には幕府御用となり、天明から文化期の
最盛期には 年間20万反もの生産高に及ぶ
一大産業であった。
明治時代以降は近代化とともに工業化が進み
古来からの 形態で生産される製品が激減。
貴重な技術を絶やさぬため、小千谷と塩沢の
両産地によって技術保存協会が設立。
後、1955年(昭和30年)5月12日に
国の重要無形文化財総合指定第1号に指定された。
また、2009年(平成21年)9月30日に、
ユネスコ(国際連合教育科学文化 機関)の
無形文化遺産に登録。
日本の染織技術としては第一号となる。
越後上布の素材である糸は、まず苧殻を抜き、
上布の原料となる皮の肉質をそぎ落として
繊維だけを取り、それを爪と指先で裂いて
より合わせてつくる。
緯糸は一反分を仕上げるのに約3ヶ月、
経糸は7ヶ月かかる。
糸作りのできる職人が減り、現在重要無形文化財の
認定を受ける「越後上布」の年間生産反数は
ごくわずかとなった。
越後上布・小千谷縮布の重要無形文化財指定要件は下記
一、すべて苧麻を手績みした糸を使用すること
一、絣模様をつける場合は手くびりによること
一、いざり機で織ること
一、しぼとりをする場合は湯もみ、足ぶみによること
一、さらしは雪晒しによること
素材 緯:麻100% 経 ラミー 襟裏 麻
居敷あてなし 背伏せあり
身丈(背より) | 141cm (適応身長146cm~136cm) (3尺7寸2分) |
---|---|
裄丈 | 61.3cm(1尺6寸2分) |
袖巾 | 31.9cm(0尺8寸4分) |
袖丈 | 49cm(1尺2寸9分) |
前巾 | 22.8cm(6寸0分) |
後巾 | 28.5cm(7寸5分) |
【裄丈のお直しについて】
概算ではございますが、以下の最長裄丈までお出しできるものと思われます。
≪最長裄丈≫ 裄丈63.6cm(1尺6寸8分) 袖巾32.5cm(8寸6分) 袖丈50cm(1尺3寸2分)
※目視での縫込みの確認による概算となります。詳細はお気軽にお問い合わせ下さいませ。
◆最適な着用時期 6月下旬~9月上旬の盛夏
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 音楽鑑賞、観劇、女子会、街着、お稽古、ランチなど
◆あわせる帯 夏の自然布帯、九寸名古屋帯、八寸名古屋帯
※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。
※お仕立てあがった状態で保管されておりますので、たたみシワなどがあることがございます。この点をご了解くださいませ。
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